観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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半年ぶりにリングに立つスージー・ケンティキアン マッチメイクに不満の声も 女子ボクシング

 Boxing

2011年1月29日(土)ドイツ ハンブルグ

*この試合は中止になりました

WIBF/WBA/WBOフライ級タイトルマッチ
王者 スージー・ケンティキアン(ドイツ)
中止
挑戦者 ティーラポン・パンニミット(タイ)

 フライ級3団体統一王者スージー・ケンティキアン選手(ドイツ)が今月下旬に試合をおこないます。


故郷のアルメニアのクルミ植林活動へ協力を募るケンティキアン選手

 この階級敵無しの活躍でキラークイーンと呼ばれて人気のスージー・ケンティキアン選手ですが、直近の2試合はお客さんを満足させる試合が出来ず、その後、彼女としては珍しくリングから半年のあいだ遠ざかっていました。

 昨年4月のタイトルマッチでナディア・ラオウイ選手を相手に予想以上の苦戦、続いて7月のアーリー・ムチーノ選手との試合では偶然のバッティングで頭部に裂傷を負い無効試合。

 どうもパッとしないこの流れを変えようと思ったのでしょうか、ケンティキアン選手陣営が選んだ今回の挑戦者は超格下のティーラポン・パンニミット選手(タイ)。ラクな試合で自信を強化させる狙いのようです。

 2010年、ケンティキアン選手と同じプロモーションでは、先輩イナ・メンツァー選手と、アリシア・グラフ選手がタイトルマッチで続いて敗北、イスター・ショウテン選手は引退してしまい、急にケンティキアン選手1人へのプレッシャーが大きくなってしまいました。

 このような条件では、イージーマッチも必要でしょう。しかし、それでもいままでの挑戦者に比べてかなり見劣りがすることは否定出来ません。

 海外サイトでは「ケンティキアン選手がやるべき相手はこんな無名の18才ではなくて前回無効になったアーリー・ムチーノ選手だろう」という不満の声もあります。

 この試合をきっちり終わらせ、遠くない時期にムチーノ選手との試合が実現出来ればいいですね。

スージー・ケンティキアン(ドイツ)28戦27勝1無効試合16KO
ティーラポン・パンニミット(タイ)16戦13勝3敗5KO

関連記事 スージー・ケンティキアン vs アーリー・ムチーノ 不運な結末

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コメント

  1. 次元 より:

    ティラポン?この人は試合がどうこう以前に計量パス出来るのか心配だよ。

  2. うっちー より:

    ムチーノももちろんだが、ナディア、ラオウイに再選のチャンス
    を早く与えるべし。

    そういえば、あれ以来彼女試合していませんね。

    モロッコ系ということで向こうでも敬遠されていないといいのですが。

  3. マックス より:

    ティラポンはWBO世界女子ミニマム級チャンピオンです。
     
    かなりタフなインファイターでミニマム級ならかなりの強打者ですが、フライ級だとちょっとどうでしょうか…
     
    私はティラポンが日本で小関に挑戦した時からずっと彼女を応援してますが、彼女がスージーみたいなビッグネームと対戦出来るだけで大満足ですね。
    試合はスージーがフルマークに近い内容で判定勝ちするのはほぼ間違いないでしょう。

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