高橋藍 VS いつか　詳細　RISE/M-1MC ～INFINITY～　キックボクシング女子

　KickBoxing

２０１２年１２月２日（日）東京　TOKYO DOME CITY HALL
RISE/M-1MC ～INFINITY～

ＲＩＳＥルール　５３.５kg契約　３分３Ｒ（延長１Ｒ）
高橋藍（シーザージム/前シュートボクシング女子フライ級王者）
ＶＳ
いつか（新宿レフティージム/J-GIRLSフライ級３位）

　シュートボクシングの高橋藍選手（シーザー）がＲＩＳＥに初参戦。

　対するはキック／ムエタイの試合を精力的にこなしているいつか選手（新宿レフティー）。

　第１ラウンド　いつもはガンガン突っ込んでいくイメージのあるいつか選手ですが、この試合は相手がカウンターに定評のある高橋選手のためでしょうか慎重な立ち上がり。

　いつか選手はリングを時計方向にまわりながら飛び込んではワンツー＆ロー、そして素早く飛び退くという作戦のようです。

　高橋選手は強いプレッシャーから攻勢。ガードを突き通すパンチがいつか選手を襲います。

　それでも冷静を保ちながら、ヒット＆アウェイ、キック＆アウェイを繰り返すいつか選手。

　中間距離ではやはり高橋選手の戦闘力は絶大。

　しかし、いつか選手もよく抗戦しています。

　第２ラウンド　いつか選手は相手の攻撃線をはずす動きを継続。

　そして、旺盛な闘争心で前進しますが…

　それを押し返して高橋選手の的確なパンチが炸裂。

　試合は激しさを増していきますが…

　いつか選手は警戒していた高橋選手のカウンターをもらいはじめます。

　いつか選手の蹴り終わりに高橋選手の強烈な右ストレート。いつか選手の鼻から鮮血が飛びます。

　さらに攻勢を強める高橋選手にいつか選手のパンチがヒット。高橋選手は後方に倒れ込みますがこれはノーダウン。

　第３ラウンド　開始直後、いつか選手の右ハイが高橋選手のアゴにヒット。

　高橋選手の反撃をバックステップでかわそうとするいつか選手ですが、足がもつれてスリップダウン。こんなシーンが二度、三度。どうやらダメージの蓄積が深刻のようです。高橋選手の左ストレートが効いているのか、あるいはコツコツ打たれていたローキックでしょうか。

　残された時間はわずか。ヒット＆アウェイを捨てて正面突破を試みるいつか選手ですが、高橋選手の弾幕は分厚く、彼女の行く手を阻みます。

　勝機と見た高橋選手は前進、いつか選手の蹴り足を左手でキャッチしながら右ストレート。

　これが決まっていつか選手ダウン。

　立ち上がったいつか選手は再び正面攻撃を仕掛けます。

　高橋選手が正確なパンチでいつか選手を連続で打ち抜いて絶対優位となると、レフリーが割って入って試合をストップ。

　高橋藍選手が見事なＴＫＯ勝利をおさめました。

　高橋藍選手は完勝と言っていい内容。あの左ストレートは地味ながら威力はバツグン。高橋選手の大きな武器であることを見せつけました。

　いつか選手は敗れたとはいえＳＢのトップ選手とこれだけの勝負を成立させたことがプロとして立派。今後に期待します。

ＲＩＳＥルール　５３.５kg契約　３分３Ｒ（延長１Ｒ）
○高橋藍（シーザージム/前シュートボクシング女子フライ級王者）
ＴＫＯ　第３ラウンド
×いつか（新宿レフティージム/J-GIRLSフライ級３位）
高橋藍選手のＴＫＯ勝利。
（いつか選手第３ラウンドにダウン１）

Sunday, December 2, 2012 at Tokyo Dome City Hall in Tokyo, Ai Takahashi won over Itsuka by TKO in the 3rd round at the under 53.5kg in modified 3x3mins K-1 rules.

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