MuayThai
２０１５年２月６日（金）タイ バンコク
Angel Fight Extreme
ムエタイ５９kg ２分３Ｒ
チョンマニー・ソー・テヒラン（タイ）
ＶＳ
マルティナ・クロル（ポーランド）
Chommanee Sor Taehiran vs Martyna Krol
このカードは先日の記事で動画をご紹介していますが、本日は別角度からの写真でお伝えしましょう。
赤コーナーはいまやタイ国ムエタイ女子の顔としておなじみのチョンマニー・ソー・テヒラン選手。
青コーナーはポーランドのマルティナ・クロル選手。両者は昨年１２月のキングスカップ以来の再戦となります。
第１ラウンド 前回対戦では後手に回った感もあったクロル選手、今回は試合直後からプレッシャーをかけてきます。密着し、大きな体格を利してのパワーファイトが狙いのようです。チョンマニー選手はヒザを突き立てて距離を空けようとしますが、その大腿部にヒジ打ちを見舞うなど、クロル選手も抜け目がありません。
さらに組んでくるクロル選手をリング中央で投げ飛ばすチョンマニー選手。
しかし、クロル選手は前進を続けます。
前蹴りで突き放そうとするチョンマニー選手。
第２ラウンド この回もアグレッシブに出てくるクロル選手。しかし、回し蹴りと前蹴りでポイントを取っているのはチョンマニー選手。
けれども、上手から有利に組んでくるクロル選手の接近戦も実にパワフルであなどれません。
攻撃の頻度と正確性ではチョンマニー選手ながら押し込んでいるのはクロル選手。
この体格差ではクリーンヒットひとつで試合の流れは変わる可能性大。試合巧者のチョンマニー選手といえども油断出来ない展開です。
第３ラウンドもクロル選手の脅威は継続。
チョンマニー選手の蹴り終わりに合わせてアタックをかけるクロル選手。
チョンマニー選手の顔面に左ヒザが直撃。一発で顔の左側が赤くなります。
ダメージを見せずに動き続けるチョンマニー選手。リスタート時のキックが彼女の生命線。
接近戦でのヒジで斬りつけることも得意のチョンマニー選手ですが、ここまで密着されるとそれも難しいか。
しかし、トレードマークのタイスマイルを浮かべる余裕を見せるチョンマニー選手。
出力全開で押しまくるクロル選手。チョンマニー選手の体がくの字にされることもしばしば。
最後の攻防戦もロープぎわ。クロル選手のヒザが出ると青コーナーは大盛り上がり。
試合終了。判定の結果は…
チョンマニー・ソー・テヒラン選手の勝利。
東欧ムエタイのリーチとパワーをかわしてリマッチを征しました。
Angel Fight Extreme 6th February 2015
59kg Chommanee Sor Taehiran (Thailand) vs Martyna Krol (Poland)
Winner Chommanee Sor Taehiran via decision
ムエタイ５９kg ２分３Ｒ
○ チョンマニー・ソー・テヒラン（タイ）
判定
× マルティナ・クロル（ポーランド）
チョンマニー・ソー・テヒラン選手の判定勝利。
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