KickBoxing
2018年11月2日(金) 韓国 ソウル
MAX FC 15 in SEOUL
MAX FC女子バンタム級(52kg)タイトルマッチ 2分5R
王者 キム・ヒョソン (韓国)赤
VS
挑戦者 パク・ソンヒ (韓国)青
MAX FC女子の看板としてベルトを保持するキム・ヒョソン選手ですが、アキレス腱断裂のため長期間防衛戦が出来なくなり、その間に暫定王者となったUNION朱里選手が代わりに防衛戦をする状態でした。
長いリハビリを終えて今年4月にリングに戻ってきた王者はノンタイトル戦の相手に高梨knuckle美穂選手(Y’ZD GYM)を迎えますが、この試合でボコボコにされる惨敗。UNION朱里選手との正規/暫定統一戦以前に王者の資格を問われる状況に・・。結局、統一戦をしないまま昨日ソウルで同王座の防衛戦をおこないました。
防衛戦の相手はUNION朱里選手と2度戦い2度負けているパク・ソンヒ選手。しかし、敗れたとは言え、2度目の対戦の時はなかなかの善戦をしており、決してあなどれない選手です。
試合は、王者が得意とする組みついてのヒザ蹴りを多用し、勝ちパターンに持ち込もうとしますが、挑戦者はパンチの連打、ボディ打ち、バックスピンキックなどで自由に戦い、なかなか王者の術中には落ちてくれません。
第4ラウンド、組み付きたい王者がパンチを打ちながら接近するところを、挑戦者の右ストレートが撃ち抜いて王者キム・ヒョソン選手痛恨のダウン。カウント9でリスタートとなりますが、最終ラウンドも挑戦者のペースのまま試合終了。
勝者は判定で挑戦者のパク・ソンヒ選手。MAX FC女子バンタム級は王者交代です。
こうなると気になるのが新王者パク・ソンヒ選手の初防衛戦。もっとも考えられるのは正規/暫定統一戦としてUNION朱里選手と戦うことですが、はたしてふたりの3回めの対戦は実現するでしょうか?
前回は勝っているUNION朱里選手も、はっきり言って薄氷の勝利でしたから、強さを増したパク・ソンヒ選手はやっかいな相手のはず。
また、前王者に圧勝して強さを見せつけた高梨knuckle美穂選手もこの王座に挑戦する資格は十分。
もちろん韓国国内にも王座を狙うライバルはたくさんいるわけですし・・、新王者パク・ソンヒ選手の防衛ロードがどうなるのか、目を離せませんね。
MAX FC女子バンタム級(52kg)タイトルマッチ 2分5R
×王者 キム・ヒョソン (韓国)赤
判定 1-4
○挑戦者 パク・ソンヒ (韓国)青
パク・ソンヒ選手が判定勝利で同王座の新チャンピオンとなりました。
(キム・ヒョソン選手は第4ラウンドにダウン1)
2nd November 2018 Seoul, Korea
MAX FC Female Bantamweight(-52kg) Title 5x2m
Hyo-Seon Kim(Champion / Korea) vs Seong-Hee Park(Challenger / Korea)
Winner Seong-Hee Park by decision
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