観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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大丈夫? ボクシングのデータベースサイト『BoxRec』がムエタイ、キック、ベアナックルファイトなどの立ち技全般の取り扱いを開始

 

 プロボクシングの試合の勝ち負け、選手データなどの記録を管理するデータベースサイト『BoxRec(ボックスレック)』さんが、最近、プロボクシングだけではなくご覧のとおりに他のほとんどの立ち技系格闘技の記録も開始したようです。

 こんなふうに、BoxRecさんのいろんなページの検索窓にプロボクシング以外の種目の名前が加えられています。

 というわけで、試しにいろいろキックやムエタイの試合日程などを検索してみましたが、ほとんどの結果が no date(ノー・データ)で満足に機能しているとは言えない状態です。

 選手名検索ではRENA選手、伊藤紗弥選手、KANA選手クラスでも何もヒットせず、那須川天心選手はヒットしましたが、データは「2戦2勝」のみ。要するに全然使えない状態。

 「まあ、サービス開始直後はこんなもんでしょ」という声もあるかもしれませんが、いくらなんでもここまで不完全な状態での見切り発車はひどすぎ。

 なんというか、プロボクシングのデータだけでも色々とミスや怪しい記載が多くて信用出来ないのに、アマ/プロの立ち技全般なんて把握出来るわけないじゃないですか。いままでの何倍もの試合と選手を扱うんですよ。

 それに、ルールも複雑多種多様で、どこからどこまでがキックボクシングと呼ぶのかの線引きも難しいんです。投げのあるシュートボクシングさん、エンフュージョンさん、武林風さん、クンルンファイトさんなんかをどう扱うんですかね?格闘技舐めすぎです。

 それにアマボクシング業界が開催するプロボクシングである『ワールドシリーズ(オブ)ボクシング』やグローブ無しのボクシングである『ベアナックルボクシング』まで公式戦として記録するというのでは、既存のプロボクシングの各国関係者からは猛反発が出るでしょう。どうするんでしょうか。

 いま、世界のプロ格闘技界ではMMAとWBCボクシングとキックとムエタイを同じ大会で一緒にやってしまうONEチャンピオンシップさんなんかが注目を集めていますが、そういうトレンドにBoxRecさんも乗りたいわけですね。

 一部のボクシング信者さんは21世紀のいまでも「ボクシングはスポーツ。他の格闘技はショー」などとワケのわからないことを言ってますが、JBCさんの公式データベースであるBoxRecさんを見れば「ボクシングも格闘技の単なる1種目」だということは明らかでしょう。

 そういう意識改革にはいいかもしれませんが(笑)、BoxRecさんの捏造、結果改ざんなどのインチキ体質が他の格闘技にまで広がらないように望みます。どうせ格闘技界は広すぎて、完璧なデータベースなんて無理なんですから、記録するならせめて公正にお願いします

新しい時代
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