チェ・シンヒ選手〔ゆっくり読むとシンヒ選手、ふつうに読むとシニ選手〕はアマチュア・ボクシングからプロ入り7戦目で世界王者となり、これが8戦目。ここまでの戦績は6勝1敗2KO。
ジェット・イズミ選手は日体大のレスリング選手から1999年にキックボクサーになったユニークな経歴の選手で、2000年からはボクシングも兼業、さらに2001年にはMMAデビュー。一時はこれらのすべてを掛け持ちしていました(IKUSA-U50元王者、J-GIRLSミニフライ級元王者)。現在もなおキック系とMMAでは現役です。
ジェット・イズミ選手にとってこれはボクシングでは6戦目。ここまでの戦績は5戦2勝1敗2分。
身長差があってジェット・イズミ選手にはきびしい戦い。思い切った打ち合いに出たところにフックを当てられてしまいました。
防衛を果たしたチェ・シンヒ選手は2007年にアメリカのリングでエレナ・リード選手を挑戦者に迎えましたが、大差の判定で王座陥落。次戦ではバンタム級にウェイトを上げて北朝鮮で試合。これが初回KO負けとなり引退。その後はジムの経営をしているそうです。
IFBAフライ級タイトルマッチ 10回戦
○王者 チェ・シンヒ〔チェ・シニ〕(韓国)赤コーナー
KO 第5ラウンド
×挑戦者 ジェット・イズミ(日本)青コーナー
チェ・シンヒ選手のKO勝利。
(ジェット・イズミ選手は第4ラウンドにダウン1)
Shin-Hee Choi (Champion from Korea) vs Izumi “Jet” Noguchi (from Japan)
Shin-Hee Choi won by KO (5th round)
この試合直後の両選手の戦績
ジェット・イズミ(日本)6戦2勝2敗2分
チェ・シンヒ〔チェ・シニ〕(韓国)7戦6勝1敗2KO
現時点での戦績
ジェット・イズミ(日本)10戦3勝5敗2分(最後のボクシング系試合は2010年)
チェ・シンヒ〔チェ・シニ〕(韓国)11戦8勝3敗4KO(引退)
コメント