正直言って技術的にはいろいろアレな印象の戦いとなりましたが、どうしても負けられないという国を背負っての緊迫感はヒシヒシと伝わってきます。
パワーで不利なジッティ選手は第２ラウンドに右ヒジでエイ・ヤノッツ選手に斬りつけますが、傷は浅く試合は止まりません。この時点でジッティ選手は体力の限界が近くなり、後半は立っているのもやっとという感じでした。
クン・クメールはムエタイと同じ技を使いますが、判定基準がキックボクシングに近く、パンチを中心にガンガン攻めてくるのが特徴です。隣の国なのに価値観が微妙に違うのが面白いです。
最近はタイ女子もパンチを強化する流れですが、ジッティ選手はまだ１６才ということでフィジカル的にはこれから充実していくところでしょうね。
ムエタイ ５８kg契約 ３分３Ｒ
×ジッティ（タイ）赤
判定
○エイ・ヤノッツ（カンボジア）青
エイ・ヤノッツ選手の判定勝利
itti from Thai vs. Yanuth Eh from Cambodia
Winner Yanuth Eh by decision
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