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 2008年に富樫直美選手がWBCライトフライ級暫定王者になってから、急に身近になった感じの「暫定王者」という肩書きですが、これはいったいなんでしょう?

 本来は、ボクシングの各階級にはつねに王者(正王者)がいて、定期的に挑戦者とタイトルマッチを行ない、ボクシング界に話題と活気を生み出すわけですが、何かの都合で王者が試合を出来ない場合(怪我や体調不良など、引退するほどでもない一時的なトラブルを抱えている場合)に、王者のかわりにタイトルマッチを行なう仮の王者が設定されます。これが暫定王者です。

 暫定王者は仮の王者とは言っても、名前に暫定の二文字が付いている以外は、ほとんど正王者と変わらない扱いを受けます。ベルトも巻けますし、防衛戦も出来ます。

 この制度によって、正王者が試合を出来ない期間でも、上を狙う選手たちは暫定王者とタイトルマッチをすることが出来るので、正王者の回復を待って時間を無駄にすることが無くなります。

 これは、なるべく多くのタイトルマッチで話題を作りたいボクシング業界にとっても、王座に挑戦したい選手にとっても、タイトル戦が見たいファンにとっても、非常に都合のいいシステムだと言えるのです。

 しかし、問題もあります。正王者がきちんと防衛していて暫定王者を作る必要もない時でも、暫定王者を作られ、王座が混乱することがあるのです。

 業界の都合でもうひとりチャンピオンがほしい時などにこういう現象が起こります。しかし、本来ひとりのはずの王者が、同じ階級に2人もいたら、そのベルトの価値は本来の半分です。

 むかし、畑山隆則さんがWBAスーパー・フェザー級王者だった頃、畑山さんにはなんの問題もないのに暫定王者が作られたことがありました。こういうことがあると正王者の価値が下がります。

 ですから、人々が納得できる状況でない場合は、暫定王者は作るべきではないのです。そして、正王者が復帰したときには出来る限り早く暫定王者と対戦し、王者を一人だけの状態に戻すことが必要です。

 この正王者と暫定王者の試合を正規/暫定王座統一戦と言います。もしも、暫定王者が勝てば正王者になることが出来ます。しかし、負ければ暫定王者の肩書きは消えてしまい、普通の選手に戻ります。これが暫定王者というシステムです。

 

・暫定王座制の問題点と現在

 かつては、珍しい存在だった暫定王者がWBAやWBCではここ数年の間にどんどん増え、しかも、暫定王者と正王者がどちらも別々にベルトを防衛し、なかなか統一戦をしないで共存していたりという異常な状態になってきています。WBAとWBCは「王座認定料が欲しくて王座を乱発している」と批判されながらも、暫定王者をへらすどころかどんどん増やす一方。

 しかし、このような傾向はどこの団体にもあるわけではなく、IFBA、WIBF、GBU、WIBAのよ うな女子ボクシングの老舗の団体ではほとんど暫定王者というものを作らず、地道に運営しています。こういう団体のほうがWBA、WBCよりも権威がある、という意見があるのも当然でしょう。

 本来は、正規/暫定王座統一戦で暫定王者が勝利して正王者に昇格した場合、その選手が暫定王者となった日時にさかのぼって 肩書きが正王者に修正されるのが慣例。たとえば、2009年に暫定王者となったひとが、2010年に正王者に勝った場合は、2009年からすでに正王者でありその間の暫定王座の防衛も正規の防衛回数に含めるという考え方が普通でした。

 しかし、WBAやWBCの暫定王者が正規/暫定王座統一戦をなかなかおこなわず、暫定王座の防衛をランクの低い挑戦者を相手に何度も繰り返すことが普通になってしまった現在では、暫定王座を正王座とおなじ価値があるとみなす人は少数派になってきています。その結果、たとえ暫定王者が統一戦で正王者に勝った場合でもそれまでの暫定王座の防衛回数を正式な王座防衛回数には含めない傾向が強くなっています。

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