Boxing
2009年5月2日(土) ドイツ ブレーメン
ウニヴェルズム・チャンピオンズ・ナイト
WIBF/WBCフェザー級タイトルマッチ 10回戦
○王者イナ・メンツァー(ドイツ)
判定3-0
×挑戦者フランチェスカ・アルカンター(アメリカ)
イナ・メンツァー選手判定勝利
100-90、100-90、100-90
5月2日の『ウニヴェルズム・チャンピオンズ・ナイト』のメインに登場したイナ・メンツァー選手(ドイツ)は、いつになく厳しい表情でリングに立ち、試合前に語っていた言葉のとおりに慎重な試合運びを見せます。
対するフランチェスカ・アルカンター選手(アメリカ)は、最初からプレッシャーをかけていく、という予告とはちがって、こちらも慎重な立ち上がり。
リングを回りながら、じっとお互いをにらみ合うふたり。会場は、ナイスパンチでどよめきと拍手が起きる以外は、ふたりの技の交換を息をのんで見守っています。
中間距離でするどいパンチをときおり打ちあう濃密な時間が最終ラウンドまで続きます。アルカンター選手は速いパンチとするどい動きを見せましたが、さらに速く、正確で多彩なメンツァー選手のテクニックが上回りました。
全ラウンドで必ず鋭い有効打を当てているイナ・メンツァー選手が、全員一致の100-90というパーフェクトなスコアで勝利。自身の持つふたつのベルトを守りきりました。イナ・メンツァー選手強し。本物のヴェルトマイスター(世界王者)がここにいます。
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この結果、両者の戦績は以下のようになります。
WIBF/WBCフェザー級チャンピオン
イナ・メンツァー(ドイツ) 24戦24勝9KO
WIBAスーパーフェザー級14位
フランチェスカ・アルカンター(アメリカ) 31戦18勝9敗1分9KO
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