観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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武林風[ウーリンフォン]中日対抗戦 難波久美子 vs ワン・カハン 女子キックボクシング

 Kick Boxing

2010年4月30日(金)中国 河南省 河南体育館
武林風[ウーリンフォン]

武林風中日対抗戦 武林風ルール2分3R
ワン・カハン(中国)
VS
難波久美子(契明ジム/日本チャクリキ協会西日本バンタム級王者)

 中国の格闘技テレビマッチ『武林風[ウーリンフォン]』が4月30日に中日対抗戦をおこないました。

 武林風は日本のK-1の協力(レフリングなどの運営・管理、グローブなどの用具提供)のもとで誕生した格闘技イベントで、初期はテレビスタジオ内の特設リングから生中継されていましたが、現在は体育館でおこなわれた大会の録画編集放送になっています。

 中国国内では非常に人気のある番組で、女子一組を含む5vs5あるいは7vs7の形式で中国と世界各国との対抗戦がおこなわれていますが、そのなかには何度か中日対戦もありました。

 しかし、ルールの壁、アウェイの壁が分厚いのか、日本チームは一度も勝ち越したことがなく、女子選手もこれまでに酒井理絵選手、AZUMA選手(2回)がいずれも判定負け。

 武林風ルールはK-1ルールに投げを加えたもので、自分が崩れること無しに相手を倒すことが出来ればポイントになります(相手が倒れればいいので柔道風にキチンと投げる必要はありません)が、これがキックボクサー主体の日本チームには大きなハンデ。

 今回の7対7中日対抗戦では動画でご紹介したとおり女子代表の難波選手が判定負け、ほかの6人の男子選手も次々に判定またはKOで倒されて全滅という結果だったようです。

武林風中日対抗戦 武林風ルール2分3R
○ワン・カハン(中国)
判定
×難波久美子(契明ジム/日本チャクリキ協会西日本バンタム級王者)
ワン・カハン選手の判定勝利

 なお、この収録の翌日(5月1日)には中米対抗戦がおこなわれ、アメリカが4-3で勝ち越しました。アメリカの女子選手は日系のミリアム・ナカモト選手で、彼女はKO勝ち。相手の中国選手はタンカ送りになっています。
武林風中米対抗戦写真1 武林風中米対抗戦写真2

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