KickBoxing
2010年11月7日(日)後楽園ホール
ニュージャパンキックボクシング 熱風 拾
BONITA BOXEO 47kg契約 3分3R
Mai(健心塾/NJKF BONITA BOXEOアトム級王者)赤
VS
山田純琴(y-park/NJKF BONITA BOXEOアトム級1位)青
ニュージャパンキック女子アトム級王者のMai選手と山田純琴選手のノンタイトルマッチ。
第1ラウンド ショートレンジのファイトを仕掛けたい山田選手とそれを未然に防ぎたいMai選手。
Mai選手はパンチを打ってくる山田選手の動き出しにタイミングよくハイキックを合わせて機先を制します。
ローキックでMai選手の動きを止めたい山田選手。しかし、Mai選手は距離を取ってなかなか痛打はもらいません。
ここでもまたハイキックが山田選手の行く手をふさぎます。
ハードヒットこそ無いもののMai選手は高い蹴りを自在にあやつりながら距離を取って自分のペースを守ります。
相手の足を止めたい山田選手ですが、ローのタイミングを読まれて効果的な一撃を当てることが出来ません。
強行突破をはかる山田選手にMai選手は冷静に右カウンター。
右のビッグパンチで山田選手がお返し。ここで乱打戦になれば山田選手に勝機が訪れる流れ。
しかし、プッシュキックぎみの前蹴りで再び距離を取るMai選手。さすがにアトム級王者。試合運びがうまい。
第3ラウンド 山田選手のロー、Mai選手のハイが交錯して盛り上がる最終ラウンド。
最後までアグレッシブな山田選手でしたが、有効打ではMai選手。
判定は3-0でMai選手の勝利。Mai選手はショートレンジでもハイキックを自由に駆使し、パンチも正確、攻撃を見切る目も素晴らしく、軽量級らしい小気味のいいファイトを見せてくれました。
ニュージャパンキック女子ルール(ボニータ・ボクセオ・ルール)では、1ラウンドが3分、首相撲あり、組んでのヒザ蹴りありとなっていますが、今回の試合を首相撲禁止のJーGirlsルールと比較すると、試合中のレフリーブレイクが少なく、自然な流れの試合になっていたと思います。
組みつきからヒザ蹴りを狙う場面はありましたが、そのワザを使えること自体よりも、試合が中断されないということのほうが観戦の印象としては大きなものだったと思います。日本の女子キックのスタンダードルールとしてはボニータ・ボクセオ・ルールがいいと思いました。
BONITA BOXEO 47kg契約 3分3R
○Mai(健心塾/NJKF BONITA BOXEOアトム級王者)
判定3-0
×山田純琴(y-park/NJKF BONITA BOXEOアトム級1位)
Mai選手の判定勝利。
29-28、30-27,29-28
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