観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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試合会場での公開スパーやエキシビションマッチに存在価値はあるのか?

 Boxing

 3月7日のカンムリワシファイトでWBCライトフライ級王者富樫直美選手(ワタナベ)とWBCアトム級王者小関桃選手(青木)がリングにあがってスパーリングを披露するそうです。3月12日の世界戦の話題を盛り上げるためのプロモ活動の一環ですね。

 富樫選手と小関選手は2月22日にも同じ後楽園ホールで小笠原恵子選手(トクホン真闘)と公開スパーの予定があります。

 昨年12月に女子の試合を集中させた後遺症で1月と2月は国内では女子のボクシングマッチはひとつもありません。ですから話題継続のために何かをしなければならないのは理解出来ます。

 しかし、それが間近に防衛戦を控えて無理が出来ない王者のスパーとは…。試合前の疲労のピークの時期に公開スパーをやってもいい動きが出来るとも思えませんし、力の入った打ち合いをしてケガをしてもいけません。

 かと言って、男子選手の真剣勝負の大会で女子がヌルいスパーを見せたとしたら逆宣伝になる可能性も充分。むずかしいところです。

 当ブログでは昨年3月、RENA[レーナ]選手とハム・ソヒ選手のシュートボクシングエキシが馴れ合いの小芝居みたいなくだらないものだった時に「舐めたことしてるとすべてを失います」と警告しました。

 それにもかかわらず、12月のJ-GIRLSさんのキックの大会では田嶋はる選手の引退記念エキシビションマッチで田島選手とグレイシャア亜紀選手、紅絹選手、Pirika選手という同団体の看板選手たちが、ニヤニヤ笑いながらロープに飛んだり、ドロップキックをしたりという子供の遊びのような醜態を演じました。

 お金をとってお客さんに見せている大会ではどんな形であれ馴れ合いや悪ふざけはするものではありません。そんなことをやる選手も、やらせるプロモーターもプロ失格。

 お客の前での公開スパーやエキシビションマッチというものは真剣にやらなくてはならないのです。

 ジェシカ・ボップ選手の公開スパーはこんな感じです。

ジェシカ・ボップ選手(白/イエローのトランクス)

 オリビア・ゲルーラ選手の場合はこうです。
オリビア・ゲルーラ選手(赤のトランクス)

 2002年のIKUSA雷襲での熊谷直子VS早千予の伝説のガチスパーはここで見られます

 やるのなら本気を期待します。手を抜いた公開スパーやエキシビションマッチは恥ずかしいことだと思ってください。

関連記事 エキシビションマッチとは何か?! RENA[レーナ] vs ハム・ソヒ

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