Boxing
2011年4月29日(金)韓国 チュンチョンナムド トクサン
WBAフェザー級タイトルマッチ 10回戦
王者 チェ・ヒョンミ(韓国)
VS
挑戦者 サンディ・ツァゴーリス(カナダ)
51kg契約体重 6回戦
ホン・ソヨン(韓国)
VS
櫻田由樹(山木)
WBAフェザー級王者チェ・ヒョンミ選手は今回の防衛戦が決定するまでのあいだ、北朝鮮によると思われる魚雷攻撃事件などさまざまな問題の影響で試合の予定が実施出来ない状況が続いていましたが、やっとこのたび防衛日時が正式に決定、韓国ボクシングコミッションから発表になりました。アンダーカードには日本の櫻田由樹選手(山木)の6回戦も予定されています。
いままでチェ・ヒョンミ選手への挑戦者としてリストに上っていたのはラシャニコーン・シティチャイジム選手(タイ)やワンニサ・ソムワン選手(タイ)というまったく話にならないぐらいのひどい人選でしたが、今回発表された挑戦者はカナダ王者、北米王者のタイトルを持つサンディ・ツァゴーリス選手。これはいいカードですね。
ツァゴーリス選手の戦績は10勝1敗で、10勝のなかにはあのオリビア・ゲルーラ選手(カナダ)への判定勝利も含まれ、たったひとつの敗戦は世界王者だったイナ・メンツァー選手(ドイツ)に喫したものです。
フィジカルでは5センチの身長差で王者チェ・ヒョンミ選手が有利ですが、試合ごとの出来不出来の差が激しいのが王者側の不安材料。KOとは言いませんが、きっちりと明確な差をつけてクリアーな判定勝ちを奪うことがチェ・ヒョンミ選手の今後の人気と評価につながるでしょう。
櫻田由樹選手の対戦相手のホン・ソヨン選手に関しては残念ながら詳細不明です。
チェ・ヒョンミ(韓国)4戦3勝1分
サンディ・ツァゴーリス(カナダ)11戦10勝1敗4KO
櫻田由樹 さくらだゆき(山木)13戦5勝7敗1分
ホン・ソヨン(韓国)
(戦績はJBC公認以前からの通算です)
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コメント
櫻田さんは韓国での試合が続きますね