観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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女子だけのボクシング大会は2020年まで封印しよう

 Boxing

 クイーン・オブ・ザ・リングは女子だけでやるボクシング大会に反対です。その理由は難しいことではありません。

 まず、女子ボクサーが非常に少ない現状では、女子だけで大会を組むのは無理が多過ぎるということ。ひとつの大会を運営するには少なくとも十人以上の選手が必要になりますが、一度にそんなに女子選手を集めたら、その前後の1~2ヶ月ぐらいは選手不足となって試合が組めなくなるのです。

試合数グラフ
 上のグラフはここ一年ほどの期間の女子ボクシングの試合数を表しています。赤で示された女子だけの大会の前後には試合の無い時期が続くことがはっきりと示されていますね。女子だけ大会をやめてその分の試合を均等に振り分ければ、一年を通して女子の試合が組めるのですが、現状ではこんなに偏ったことになっています。

 女子の試合のない期間は、当然ながら女子ボクシングの話題がなくなります。話題の無いプロスポーツはある意味では存在しないのと同じです。とても恐ろしいことです。これはなにかのプロスポーツを熱心に応援したことのあるファンならおわかりいただけるでしょう。

 女子だけの大会をささえるには女子ボクシングの理解者がとても少ないということも大きな問題です。つまり、女子だけのボクシング大会は単純にお客さんの入りが悪いのです。ですから、ここでいい試合をしても一般のボクシングファンの間で話題になることは難しく、いつまでも理解者は少ないまま。だから次の大会もお客さんは来ない、という悪循環になっているのです。

98年のパンフレット

 女子ボクシングはもともとは男子のキックの大会の中から始まりました。国内での女子プロボクサー第1号のシュガーみゆき選手は男子の中で注目されてこの競技の第一歩をしるした選手です。(写真はシュガーみゆき選手が掲載されている98年のパンフレット)

 女子ボクシングや女子キックの過去の名選手たち(キックの熊谷直子選手、柴田早千予選手、SBの藤山照美選手など)も、例外無く男子の大会の中でその光を放っていた人たちで、決して女子大会中心で活躍していたわけではありません。女子の名選手や人気選手の誕生には、女子だけの大会は必要では無いのです。

 また、女子だけのボクシングやキックの大会というのはここ数年の日本だけに見られる現象であって、よその国にはほとんどありません。

ina 先日ある人と「どうして日本では女子選手だけの大会がおこなわれているのか」という話になった時に、その人が言うには「女の人にアピールするためには女だけの大会がいいと考えられているらしいよ」「宝塚歌劇団を参考にしているらしい」とのことでした。

 しかし、女の人が女子のボクシングを好きかというと、それは違いますね。ふだんボクシングに関心のない女性が「女子だけのボクシングならば見たい」と言うでしょうか?そんな人がいるとは思えませんし、いたとしてもごく少数でしょう。そしてそういう人たちは、基本的にボクシングに興味が無いのであれば熱心なファンとして定着することはないでしょう。

 では、ボクシング好きの女性ならどうでしょうか。通常のボクシング大会の客席を見るとお客の半分は女の人です。その人たちは普通に「ボクシングが好き」なのです。ですから、その人たちが「女子のボクシングも」見るとしても、わざわざ男子選手を除外した「女子だけのボクシング」を支持することはないでしょう。

 このように、ターゲットを女性にしぼって「女子だけの試合を見たい」という層を掘り起こそうという試みは市場論的には完全に的外れ。そんな層はいないのです。実際、女子だけのキックや格闘技の大会は例外無く苦戦しています。成功している女子だけ団体なんかありません。ボクシングがそれをまねする必要があるでしょうか。女のお客さんに女子のボクシングを見てもらいたいのならば通常の大会で組めば十分です。女子だけ大会にする必要はありません。

 それなのに、なぜか女子だけにこだわるボクシング関係者の人たちは、今年もまたこりもせず5月8日に後楽園ホールで女子4大タイトルマッチをやりました。東洋タイトルマッチひとつと世界タイトルマッチを3つも並べましたがお客の入りは惨々だったことはテレビを見た人ならお分かりですね。

 もう、女子だけのボクシング大会は当分の間は封印でいいでしょう。「女子だけ」というキャッチフレーズにはマスコミの一部は飛びつくかもしれませんが、お客さんを会場に連れて来るほどの吸引力は無いのです。ボクシングは宝塚ではないし、宝塚の好きな人は宝塚を見に行くのです。女だけのボクシングを見に来たりはしません。

天海ツナミ選手

 女子ボクシングを成功させる道は、ボクシングとして認知されることしかありません。いま、一般のボクシングファンのなかでも認められている女子ボクサーは、天海ツナミ選手や山口直子選手など、残念ながらほんの少数しかいません。

 ツナミ選手や山口選手が確実な評価を得るようになったきっかけは、男子の大会に出ていい試合を見せたことです。まだまだ安定的な人気には届きませんが、それでも、ツナミ選手の試合には普通の後楽園のボクシングファンから野太い声が飛びますし、山口選手の試合には男の練習生の真剣な視線が集まり、ここから本当の人気が始まりそうな予感が漂っています。

 この予感を、現実のものとしていくには、女子だけ大会というこだわりを捨てて実力のある女子選手をどんどん普通の大会のなかに投入していくことが重要です。普通のボクシングファンに普通のボクシングマッチとして見てもらうのです。そして試合の中身で勝負していくのです。ボクシングは、女子だから、ベルトを持っているから、などという理由で人気が出るほど甘い商売ではありません。中身が無ければ何にもならないのです。

 幸いなことに日本には、天海ツナミ選手、山口直子選手、藤岡奈穂子選手、富樫直美選手、柴田直子選手、東郷理代選手、宮尾綾香選手、黒木優子選手などのように実力と可能性を備えた良い選手がたくさんいます。彼女たちの試合を普通のボクシングの大会にコンスタントに織りまぜていけば、絶対に評価と人気は得られます。

 そして、実は、男子選手たちの中で女子選手が評価を得ることが出来れば、それは結果的には非常に注目を集めることにつながるのです。このことはメキシコやドイツやアルゼンチンの例を見れば明らかです。アナ・マリア・トレス選手、レギーナ・ハルミッヒ選手、マルセラ・アクーニャ選手など、男子の中で一度評価された女子ボクサーは、その後、例外無く大スターになっているのは皆さんご存知のとおりです。

 これは、驚くことでもなんでもありません。スター性のある女性がもっとも光を放つのは、女の中ではなくて、男の集団の中にいる時だということは、いろんな場面で証明されている世界共通の真理なのです。

blondie この写真は氣志團のBOY’S COLOURの元ネタとして有名なブロンディというバンドのアルバムカバーです。ブロンディはセックスピストルズと同時期に世界的にブレイクしたロックバンドで、現在もなお活躍し、ロックの殿堂入りをしている偉大なグループですが、特にヴォーカリストのデビー・ハリーさんにはカリスマ的な人気があります。

 男たちをしたがえてライブ会場を圧倒するハリーさんの存在は当時のヨーロッパのロックファンにはものすごいインパクトを与え、彼女の「わたしのように生きてみな」というメッセージは人々に強烈な刺激となりました。ハリーさんは特に女性ファンにとってはピストルズ以上の存在だったと言われています。

 ロック界での同じような存在としてはドイツのメタルクィーンドロ・ ペッシュさんや、アメリカのロックンロールの女王ジョーン・ジェットさんなどがいます。彼女たちはみんな男たちの中で光っている女なのです。

ジョーン・ジェット&ブラックハーツ I Love Rock N’ Roll

 女子ボクシングが目指すものは宝塚ではなくてこのような女性ロッカーたちでしょう。女だけの世界にいる女ではなくて、男の世界に飛び込んで男以上に活躍する女、それこそが女子ボクサーの進む道です。

 女子だけボクシングの大会が5月8日におこなわれたあと、またいつものように1ヶ月も2ヶ月も試合の空白が生まれるのはいやだなと思っていましたが、今回は5月と6月にもある程度女子ボクシングの試合があったので少しホッとしました。数は少ないですが7月にも試合は予定されています。

 この調子で女子ボクシングの試合が一般の大会でも普通に組まれて、一般のボクシングファンの間に浸透し、評価を高めていけたとしたら、そのとき初めてこのスポーツの未来はひらけてくるでしょう。 

 それまでの間は女子だけのボクシングの大会はいりません。女子を男子と切り離して孤立させ、ファン層を分離して弱体化させる、女子だけのボクシングの大会はプロボクシングのあり方として間違っています。

 ある新聞記者がこんな記事を書いています。「女子のボクシングの試合は男子と比べるとどうしてもかすんでしまうため、女子ボクサーには女子だけの大会が必要です」と。

 選手のみなさん、こんなことを書かれて「はい、そうです」と認められますか?

 自分のボクシングを「ボクシングファン」に見てもらいたいと思っている選手のみなさん、今いる地点よりも高みを目指している選手のみなさん、今後は女子だけ大会への出場を考え直しましょう。

 女子であることを強調してなんとか人目を引こうというぬるま湯の中にまともなボクシング選手が浸かっていてはいけません。ボクサーとして立ち上がりましょう。ボクサーとして勝負しましょう。

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コメント

  1. SZK より:

    そのとおりですね。女子と男子を別々にしてもいいことはないでしょう。

  2. 北国の男 より:

    日本には日本のやり方があったいい。
    山口さんやツナミは今でこそ男に混じっているけど、JWBC時代(女子のみ)からスタートしているし、最近のキック・打撃系の大会で女子の試合が頻繁に組まれるようになったのも女祭り→J-GIRLSが起爆剤となったからだ。

    海外に全てを合わせるのなら、極端な話「なぜ日本では男が新体操をやっているの?」と聞かれたら「そうですね、女子だけがやるべきですね」と答えなきゃならないし。

    そして、今でこそ廃れたけど女子プロレスの存在(歴史)、マッハ文朱、ビューティペア、ミミ萩原、クラッシュギャルズ、ダンプ松本、キューティー鈴木…。
    彼女らの知名度や当時の人気度はそれこそシュガーみゆき選手、熊谷直子選手、柴田早千予選手、藤山照美選手が束になっても敵わないのが事実。

  3. queensofthering より:

    北国の男さま
    コメントありがとうございます。
    もちろん今の女子ボクシングもキックも昔があるから今があるわけで、だからこそQRは昔のことも出来るだけ書いています。いまが最高で昔は良くないみたいなことは一度も書いたことはありません。

    しかし、女子は女子を強調して売ろうというような一時期の業界の流れと同じことをしても今後につながらないことはあきらかです。

    ここ数年の低調な女子格闘技とこれからのボクシングやキックはまったく別の道を行くべきだと思っています。その理由は丁寧に書いたつもりです。

    最後に、プロレスはボクシングやキックとはまったく違うものであることは北国の男さんならよくご存知でしょう。
    何かの話の流れや状況説明などで書いていただくなら結構ですが、直接的に比較の対象として書くのは今後はご遠慮ください。

    熊谷直子選手や名前を挙げられ人たちの名誉のために言いますが、熊谷直子選手はプロレスではない真剣勝負の試合がやりたくてキックを選んだ人なのです。早千予選手も最初から最後まで真剣勝負一筋の人でした。だから比べてはいけません。
    この部分は当ブログの大前提でもありますのでご理解ください。

  4. 次元 より:

    JBC的には全部男子の試合が基本として続いてきたわけで、それがいきなり全部女子の試合の大会をやろうというのが極端過ぎるんだよ。
    少しずつ女子をまぜていって、あとは支持率次第で女子がメインになるならメイン、前座なら前座でというのがふつうでしょう。
    なんで、JBC公認後にいきなり全部女子の大会をやったのか。それがそもそもの間違い。
    全部女子なんて女子格闘技マニア以外にはとてもじゃないが見ようという動機には結びつかない。
    普通のボクシングファンの視点で考えればわかるはずなんだが、関係者はものすごく勘違いをしている。
    あるいはなにか裏の事情があるのかもしれないけどね(笑)

  5. K2 より:

    なんで2020年までなんですか?

  6. queensofthering より:

    んー、あまり意味はないです。

  7. より:

    >女だけの世界にいる女ではなくて、男の世界に飛び込んで男以上に活躍する女、それこそが女子ボクサーの進む道です。

    いいこというわ

  8. 宝塚歌劇団員 より:

    女子ボクシング興行関係者に遠慮をしてか又はおべっかなのか、このような真面目な意見を書く事のできないサイトや雑誌が氾濫している中で、よくぞここまで書いてくれました!勇気に敬意!

  9. 北国の男 より:

    >プロレスはボクシングやキックとはまったく違うものであることは
    >何かの話の流れや状況説明などで書いていただくなら結構ですが、直接的に比較の対象として書くのは

    熊谷さんや藤山さんが男に混じっても日本ランカー入りできるくらい強かったと、昔、どこかの掲示板で読んだことがあります。
    でも、彼女らが日本中を巻込むだけのブームまでは至っていないことを示すためにプロレスを引用しました。
    K-1を始めとする格闘技ブームは新日本→UWF→分裂後の団体があったからこそのものだし、女子だって藪下めぐみさんらの活躍があったし、柴田早千予さんのジムに女子プロレスラー(吉田万里子さんだったかな)が来たはず。
    それにブロンディだのデビー・ハリーだの私は全然知りませんが、女性ロッカーを引合いに出すのは良くて、なぜプロレスがダメなのはわかりません。

    >熊谷直子選手や名前を挙げられ人たちの名誉のために言いますが、熊谷直子選手はプロレスではない真剣勝負の試合が

    女子プロレスが東京ドームで興行したとき(シュガーみゆきさん、石本文子さんも異種格闘技戦で出場)『ゴング格闘技』で取材に来ておいて”名誉”とは…。

  10. queensofthering より:

    >それにブロンディだのデビー・ハリーだの私は全然知りませんが、女性ロッカーを引合いに出すのは良くて、なぜプロレスがダメなのはわかりません。

    プロレスでも女性ロッカーでも何かの参考として出されるならそれはなんでもかまいません。女性ロッカーの話はその人気の秘密がボクサーやキックボクサーの参考になるかも知れないから書いたのです。

    でも、北国の男さんは「彼女ら(女子プロレスラー)の知名度や当時の人気度はそれこそシュガーみゆき選手、熊谷直子選手、柴田早千予選手、藤山照美選手が束になっても敵わないのが事実」というようにボクサーやキックボクサーをプロレスラーよりも下であるような表現で書かれました。それは勘弁してくださいということです。

    例えば、熊谷直子選手は最初はプロレスに憧れていたのですが、中学ぐらいの時にプロレスが真剣勝負ではないことに気がついて、プロレスに行くのをやめてキックの道を選んだ人です。もしもその時にプロレスを選んだとしたらキックをやるよりも人気や知名度は得られたかも知れない。でも、キックを選んだ人なんです。つまり別の世界の人なんです。だから比べてはいけないんですよ。名誉というのはそういう意味です。

    当時はプロレスと格闘技の区別が付かない人が世の中の大部分であったから、そのころはそのへんをごっちゃにして語った人もいたかもしれませんが、さすがに今ではそういう比較はあり得ないと思うんです。

    今度は逆に女子プロレスの名誉のために書きますが、全日本女子プロレスでおこなわれていた他競技選手との格闘技戦はまじでガチでしたね。これは本当に当時の女子プロレスラーの人たちがすごかったです。ガチも出来たんですから。バット吉永選手が神風杏子選手に勝った試合は会場で見てましたがショックでした。(続く)

  11. queensofthering より:

    (続き)
    今回の記事の後半の趣旨は「女だけより男の中にいるほうが女子は売り出しやすい」ということですが、これは女子プロレスの歴史を見ても明らかなんですね。

    ビューティーペアとかクラッシュギャルズとかのブームを支えたのは主に女子中学生でした。でも、一般のプロレスファンが会場に見に来ることは無くて、まあ言ってみれば女子中学生向けの宝塚だったのかもしれません。リングの上も観客席も全部女子という世界で。
    でも、ある時にその常識が破られて、それまで男子プロレスしか見なかったような一般のプロレスファンも女子プロレスの会場に行くようになりました。そのきっかけのひとつがユニバーサルでしたね。

    ユニバーサルというルチャの団体には女子選手がひとりだけいました。前田薫選手です。
    彼女の相手として全日本女子プロレスからバイソン木村選手などがやって来て、男子の試合にはさまれて女子の試合をやりました。これが男子を食うほどのインパクトをお客さんに与えて、ここから男子プロレスのファンが女子の会場にも行く動きが生まれ、大規模な女子プロレスブームが起きました。

    ユニバーサルという男の団体の中で女子選手がお客さんを掴まなければ、あの女子プロレスブームは起きなかったかもしれません。最盛期には東京ドームでやってたんですからすごい話です。
    このへんは女子ボクシングも大いに見習うことだと思います。

  12.   より:

    グラフを見て女子大会があるとだめなんだなと分かった。

  13. 北国の男 より:

    私の書き込みにお返事をくれたことは嬉しいです。
    そしてプロレス絡みのことはもう書くべきではないかも知れませんが、以下のことは無視できないので。

    それは、全女に限らず、男の観客が増えたことにより、起ってしまったのが女子プロレス志願者の減少という悲しい現象。
    理由としては、テレビ放送が深夜になった(地方によっては放送すらなくなった)、芸能色が減った、バブルの時代を過ごしたことや岩崎恭子さんの金メダルによって我慢とか忍耐に抵抗を覚えるようになった…が考えらますが、女のコたちにとって女子プロレスが魅力的な存在ではなくなったことは事実。
    バレーボールやフィギュアスケートのように女性アスリートは女のコたちから憧れられる存在で、女のコたちの声援が飛ばなきゃならない(プロレスはスポーツではないとかいう議論はここではパスします)。
    それと、ユニバーサルやW★INGといった団体で男子選手に混じって試合したことが全女の観客層を変えたし(男性客が増えた)、異種格闘技戦だけでなくアマレスが始まったばかりの頃は全女の選手も参加していました。
    しかし、全女にはそれらとはあまり関係ないブル中野と北斗晶が女帝としてデンと控えていた。
    つまり、普段の女子だけの興行(ミゼットはあったが)が充実していたからこそ、全女そして女子プロレスがブームを起こすことができたのですよ。

    2月に藤本りえさんとお会いしたのですが、現在、協栄ジムに練習に来ている女性はひとりだけということでした。
    多くの世界チャンピオンを送り込んだジムなので、女性は恐れ多く感じるのかもしれませんが。
    とにかく、どんな形であれ、女性がもっとボクシングに関心を持ってくれるようにしないと。
    そして前述のとおり女子ボクサーにしても女のコたちから憧れられる存在になって欲しい。
    女子のみの興行を止めれば、それが全て解決する…のならもちろん止めるべき。

  14. queensofthering より:

    北国の男さん
    丁寧なコメントありがとうございます。
    女子プロレスブームはその前段階として女子プロレスが充実していたからという見解はまさにそのとおりだと思います。
    ここでのわたしたちのやり取りがどれだけ関係者の目にとまるかはわかりませんが、すくなくとも女だけ出してれば女のファンに受けるというような甘いものではないことが分かっていただければいいと思います。

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