Shoot Boxing
2013年2月22日(金)東京 後楽園ホール
SHOOT BOXING 2013 act.1
エキスパートクラス特別ルール 55kg契約3分3R無制限延長R
高橋藍 たかはしあい(シーザージム)
VS
チャン・ミジョン(CMA KOREA)
本日の対戦相手は緊急来日した韓国ムエタイ王者チャン・ミジョン選手。昨年3月に坂本柚佳里選手(錬成塾)に判定勝利、9月のAZUMA選手(y-park)との試合では判定負けでした。
第1ラウンド 両者グローブタッチで試合開始。チャン・ミジョン選手はムエタイの選手らしく、オーソドックスに左ミドルキックで探りを入れてきます。それをガードした高橋選手は…
次の瞬間、鋭い右ストレートを一閃。乾いたバチンという音ととも顔面に直撃を受けたチャン・ミジョン選手は、その場にストンと正座するようなダウン。
騒然とする場内。この時まだ試合開始から12秒しかたっていません。
カウント8のあと、試合はリスタート。いきなりのピンチにおちいったチャン・ミジョン選手は必死に左右のフックを連射しながら前進。高橋選手はこれを首相撲にとらえてヒザ蹴りを狙います。
必死に打ち返すチャン・ミジョン選手を簡単につかまえてヒザ攻撃を続ける高橋選手。
容赦ないヒザ蹴りの連続。もうダメかと思いましたが、チャン・ミジョン選手は驚くほどのタフさでこれに耐えます。
これをキックとパンチラッシュ、そしてヒザ蹴りで封殺する高橋選手。試合の流れは完全に高橋選手。
第2ラウンド ミドルキックとパンチでガンガン出てくるチャン・ミジョン選手。
しかし、その少し開き気味のパンチの軌道の内側から高橋選手の直線的な左が刺すように決まります。
明らかに劣勢が続くチャン・ミジョン選手は焦りのためかレフリーのブレイクの指示の直後に高橋選手の顔面を打つ反則。警告のイエローカードを受けてしまいます。
高橋選手のキックと首相撲に悩まされ続けるチャン・ミジョン選手。
第3ラウンド どうやらまっすぐなキック、まっすぐなパンチを苦手としているらしいチャン・ミジョン選手に次々と高橋選手の攻撃がヒット。
出て行けば打たれるチャン・ミジョン選手はしだいに手詰まりの状態に。
この時、総合で言うニー・オン・ザ・ベリーのような格好で高橋選手のヒザがチャン・ミジョン選手の体に乗ってしまうと、チャン・ミジョン選手は苦しみ出し、それを見たレフリーが試合終了を宣言。
最後はスッキリしない終わり方とはいえ、きれいなダウンとスマートな試合運びを見せて高橋選手が勝利をゲット。緊急参戦にしてはなかなかタフな相手でした。
エキスパートクラス特別ルール 55kg契約3分3R無制限延長R
○高橋藍 たかはしあい(シーザージム)
3ラウンド TKO
×チャン・ミジョン(CMA KOREA)
高橋藍選手のTKO勝利。
(チャン・ミジョン選手は第1ラウンドにダウン1)
(第3ラウンドに高橋選手に投げられて起き上がれず)
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コメント
藍ちゃんが勝ってよかったよ