ボクシング王国メキシコにもクズはいる

　Boxing

　先日の東郷理代 VS マリアナ・フアレス戦は実に素晴らしい闘いで、両選手にとってベストバウトだったと思いますが、「東郷選手がグローブとバンテージに細工をしていた」と言っている人間がいるようです。それを発見してやめさせた、と。

　その人物は現地のコミッションドクター。この人は４月の試合で東郷選手が勝った直後にもバンテージがおかしいと言って東郷選手にベルトを渡さないようにしようとして失敗した同じ人だと思われます（当時、東郷選手本人がネットで言及）。

　その同じ話を今度の試合に当てはめてまた言い出しているわけですが、バカにするのもいい加減にしろといいたいです。

　「４月には東郷は不正をして勝った、今度は不正をわたしが未然に防いだから負けた」と言いたいようです。

　要するに自分がフアレス選手を救った人間としてヒーローになりたいのでしょう。しかし、あの素晴らしい試合を見てそのようなことが言えるなんて、正常な人間とは思えません。

　このドクターの発言を伝える記事では東郷選手のことを「アジア人」「東洋人」と呼んでいることから見て背後にあるのは差別と偏見なのはあきらか。

　残念ながらくだらない人間は地球上どこにでもいます。そういう人間の発言をよろこんで掲載するメディアもあります。スポーツは素晴らしいけど、そのまわりはくだらない人間ばかりです。

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