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天才サーマートが絶賛するムエタイ少女 ペッチージャー ハイライト動画 ムエタイ女子

 MuayThai

 現在13才ながらすでに選手生活7年目をむかえているペッチージャー選手はタイのムエタイ女子ジュニアを代表する期待の星。

 その彼女の活躍を手短にまとめたダイジェスト動画をごらんください。

 本当に素晴らしい戦い方ですね。80~90年代にムエタイとボクシングの両方で頂点に立ったスーパースターでタイ国民の誇りであるサーマート・パヤクァルンさんが『ペッチージャーはムエタイの勇敢さと栄誉の具現である』と大絶賛するのも理解出来ます。

 強過ぎるペッチージャー選手は、女子の対戦相手が早々にいなくなったため同体重の男子選手との試合をしていましたが、男の子に勝つ12才の女子選手などとテレビで話題になりすぎたため、当局から『試合自粛令』が出されてしまい彼女はリングに上がれなくなった時期があります。

 数ヶ月後、彼女への自粛令はとけましたが、男子との戦いは当局を刺激するとの心配から女子選手だけが対戦者に選ばれるようになりました。しかし、やはり、同年代の相手は見つからず、現在は何才も年上で、階級もはるかに重い相手と戦っているペッチージャー選手。

 いまはいろいろと問題に囲まれているようですが、ジュニア世代を卒業すれば自然と世界中からオファーがかかって適正な試合が組めるようになるでしょう。その日が来るのがとても楽しみです。


 おまけとして昨年7月の試合をご紹介しましょう。

2014年7月26日(土) タイ バンコク 33kg

ムエタイ 33kg契約 2分5R エキシビションマッチ
インシーダム・ポップティーラタム(タイ) 青
VS
ペッチージャー・オー・ミークン(タイ) 赤

 男子と女子の公式戦をおこなうと当局がうるさいということでエキシとしておこなわれたものですが、しっかりとレフリーがペッチージャー選手の手を挙げています(笑)。青の男の子はサーマート・パヤクァルンさんのジム『ポップティーラタム』の所属です。

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コメント

  1. 北国の男 より:

    パンチやキックのスピードとか正確さ、組み合ったときのパワーなど、どれをとってもペッチーチャー選手が上ですね。
    しかも相手の男子(インシーダム選手)が終了後は逃げるようにリングを降りて行ったのに、彼女は余裕でプッシュアップを披露しているを見せつけられると、エキシだから相手の男子に手加減してあげたのかな?とも思わせられます。

    女子キックでは「強過ぎて相手がいない」というフレーズを聞くことがありますが、女子の格闘技人口が少ない以上、どうしようもないでしょうね。
    ペッチーチャー選手は13歳ですが、彼女が成人する頃にはもっと女子キックが世界中で盛んに行われるようになっていて欲しい。
    もちろん、ペッチーチャー選手には年齢を重ねるだけではなく、もっと強さを身に付けて行って欲しいです。

  2. queens of the ring より:

    >北国の男さん
    コメントありがとうございます。
    まったくおっしゃるとおりで彼女が大きくなるころには女子選手がたくさんいるといいと思います。実際、そうなるでしょうね。いま現在の爆発的な女子マッチの増加傾向を見ると。ムエイン(女子ムエタイ)の黄金時代は案外近くまで来ているのではないでしょうか。

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