Boxing
2016年8月27日(土)メキシコシティ アレナ・コリセオ
BONITA VS BARBY
WBCバンタム級挑戦者決定戦 10回戦
マリアナ・”ラ・バルビー”・フアレス(WBCスーパーフライ級インターナショナル王者/メキシコ)
VS
ダニエラ・”ラ・ボニータ”・ベルムデス(WBOスーパーフライ級世界王者/アルゼンチン)
WBCスーパーフライ級インターナショナル王者のフアレス選手と、WBO同級世界王者のベルムデス選手が、ノンタイトル戦で激突しました。この試合には互いのベルトはかかっていませんが、勝者がWBCバンタム級チャンピオンのキャセリン・フィリ選手(ザンビア)への挑戦権を得られる大事な試合です。
フアレス選手は藤岡奈穂子選手、東郷理代選手、四ヶ所麻美選手、真道ゴー選手、小澤瑶生選手と拳を交えているおなじみのメキシカン・スター。
ベルムデス選手は昨年、後楽園ホールで高野人母美選手をKOにくだしているあの選手です。
注目の選手同士の激突、どんな試合になりましたでしょうか?ご覧ください!
ベルムデス選手のパンチの強烈さはみなさんご存知のとおり。その強打に少しも臆することなく積極的に動くフアレス選手の勇気が素晴らしいです。特に第6ラウンドのフアレス選手はいいですね。
ベルムデス選手は大アウェーのメキシコでの試合ということもあるのか、立ち上がりの動きが悪く、スピードと柔軟性に富むフアレス選手に序盤は後手に回りましたが、第4ラウンドぐらいから自慢の強打で強烈なプレス。
ボクシングのレベルはフアレス選手のほうが上だったかもしれませんが、判定基準の第一はパンチの効果(ダメージ)。ジャッジ全員が強打を評価して、ベルムデス選手が判定勝利を得ました。
いい試合でしたねー。
WBCバンタム級挑戦者決定戦 10回戦
×マリアナ・”ラ・バルビー”・フアレス(WBCスーパーフライ級インターナショナル王者/メキシコ)
判定 3-0
◯ダニエラ・”ラ・ボニータ”・ベルムデス(WBOスーパーフライ級世界王者/アルゼンチン)
ダニエラ・ベルムデス選手がユナニマスデシジョンで勝利し、WBCバンタム級王者キャセリン・フィリ選手への挑戦権を獲得しました。
マリアナ ・フアレス(WBCスーパーフライ級インターナショナル王者/メキシコ)56戦43勝9敗4分17KO
ダニエラ・ベルムデス(WBOスーパーフライ級世界王者/アルゼンチン)26戦21勝3敗2分6KO
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コメント
4・1
フィリ王者VSバービー選手
ボクレコ半疑にあがりました
負けたのにねえ(苦笑)
※バービー選手は その後Iガルシアに勝って インタ王者
メヒコのクイーンも 一歩外に出ると
「茶番」「過保護」というイメージから脱しきりませんねえ・・笑 たとえ負けてもほそぼそとインタ王座防衛戦やるんでしょう・・・
>g1j2p5i5さん
これはひどいですね…。
挑戦者決定戦に負けたほうが挑戦決まって、勝ったベルムデス選手はなんにもナシ。さすがインチキ団体WBC。
フアレス選手個人にはなんにも悪い感情はありませんが、このひとのボクシングキャリアはこんなことばっかりですね。
東郷選手にKO負けしたあと「東郷のグローブは細工されていた」とWBCが発表したときは本当に潰れればいいと思いましたよ、こんな団体。