観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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WBC女子アトム級タイトルマッチ  小関桃 VS 日向野知恵 予定 ボクシング女子

 Boxing

2016年11月11日(金)東京 後楽園ホール
EARNEST EFFORTS Thank You Father 6

Higano Koseki
WBC女子アトム級タイトルマッチ
王者 小関桃 こせきもも(青木)
VS
挑戦者 日向野知恵 ひがのちえ(スパイダー根本)

 日本女子ボクシング界の大ブレーキ(ブレイクじゃありません)小関桃選手が、8年前に極悪手段で取得した(飯田覚士さんは「(そのことは)もういいんじゃないの?」なんて言っていますが、なにが「いい」んでしょうか?飯田さんはまともな人だと思ってたんですけどね)WBCアトム級王座の17度目の防衛戦をおこないます。

 挑戦者に選ばれたのは先日8回戦に上がったばかりの日向野知恵選手。とは言ってもその試合はタイ人相手で第1ラウンドで終わったので、彼女は6ラウンドまでしか戦ったことはありません。だから、経験値で見ればまだB級の6回戦ボクサーなんですが、ライセンス的にはA級なので、今回、この試合に選ばれたわけです。

 で、日向野選手は小関選手の大の得意とする突撃タイプ。小関選手はジャブさえ打てず、まともなボクシング能力が無いのですけど、突っ込んで来る相手をくるりとさばいて左ストレートを叩き込む技術だけは高いです。クリンチもしつこいです。

 よく「小関は素人以下」なんて書いているネット住人がいるようですが、そんなことはないですよ。突撃タイプを手玉にとることにかけては大したものです。それで池山直選手、花形冴美選手、伊藤まみ選手がやられています。

 本来は突撃しないハズの宮尾綾香選手までどういうわけか突撃しちゃったものだから(大橋ジムのコーナーは何をやってたの?)やすやすと王座をあけ渡してしまいましたよね。

 というわけで、日向野選手が王座をゲット出来る可能性は、かなり低いのですが、絶対ダメというわけではなく、1.突撃しない 2.ダウンを取る 3.頭突きで負傷判定に持ち込まれない、の三つがすべてうまくいったときには勝ちが見えてきます。

 2.のダウンを取る、ですが、日向野選手はこの階級では強打者なので、うまく当てればダウンを奪うチャンスはあります。

 しかし、ダウンを取ってコーナーからゴーサインが出ると、宮尾選手の二の舞になる可能性が一気にMAXまで高まります。それほど小関選手は突撃タイプが得意なのです。ダウンを取ったあとも1.の突撃しないを最後まで守ることが必要です。

 で、3.の頭突きですが、秋田屋選手とか数人がこれでひどい目にあってますからね。流血させようが、失神させようが、事実上日本のリングでは反則負けはないですから、不利となったらやってきますよ。

 これには最後まで注意ですね。

 というか、そこまでして挑戦するベルトじゃないですけどね。

小関桃 こせきもも(青木)25戦22勝(うちタイ人10)2敗1分8KO(うちタイ人4)
日向野知恵 ひがのちえ(スパイダー根本)10戦6勝(うちタイ人1)4敗2KO(うちタイ人1)

*日時 2016年11月11日(金)開場17:30 開始18:00
*場所 東京 後楽園ホール
*料金 SRS席 20000円/指定席A10000円/指定席B7000円/先着自由席5000円
*問合せ ワールドスポーツボクシング03-5242-0080
 当ブログのイベント告知は正式のものではありません。
 イベントの内容、日時、場所、料金については必ず主催者にお問い合わせください。

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コメント

  1. g1j2p5i5 より:

    人材難&最後の相手(=絶対勝てる相手)というより くじ引きで選んだような対戦ですよね笑
    有吉会長の「これでA級はラスト」という言葉を信じて待ちましょう笑
    会長 約束は守ってくださいよ!

    そして杞憂だと思いますが ボクレコ半疑における古川の戦績 今だWBA TMの記載なしおまけに最新WBA女子ランク LM級は今だ空位・・・

    マジョナ王者 スゴイですね   王者の鏡です   A暫定王者アクーニャは 絶対やらないだろうな・・・   なんかここにきて相手を選びはじめましたよね

  2. queens of the ring より:

    >g1j2p5i5さん
    あまり当たりたくないくじですね(笑)。
    「食べても太らない体質」で転級は無理じゃないですかね?

    古川選手の王座ですが、BoxRecやWBA公式ページよりも信頼出来る(!)英語版Wikipediaでも表記されていないので、実は少し気になっています。List of WBA female world champions

    マジョナヴィッチ選手は「王者の鏡」深く同感です。
    無敗の選手だろうがなんだろうが気にせず挑戦を受けますし、負けてもリマッチで取り返しますし、本当に強いです。
    「誰とでも戦う」と言って実行している数少ないチャンピオンのひとりですよね。

    アクーニャ選手はあきらかに全盛期を過ぎてますからね。しょうもない相手とやるようになってしまいました。
    アルバイトのタイ人との試合をなんとも思わない日本人が言えたことじゃないですけれどね。
    正義感どうこう以前に「恥ずかしい」です。

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