KickBoxing
中国で『武林風』などの格闘番組をたくさん送り出している『河南テレビ』が、キック系女子選手のベストセブンを選んだ番組を10月に放送しました。なかなか興味深いのでごらんください。
第7位 最反差萌 華DATE はなでいと(Team Date)
「反差萌」というのは「ギャップ萌え」の中国誤訳で、見た目と実際の違いが大きくて魅力的、という意味ですね。
ピンクのフリフリのコスチュームと、あの戦い方が衝撃的だったのでしょう。試合後には多くのファンに囲まれていたみたいですね。確かに、唯一無二の個性的な選手ですから。華DATE選手は2017年も中国での試合がある、かな?
第6位 最冷絶 マリーナ・ズエワ(ロシア/ポルトガル)
冷絶とは、クールビューティーのような意味でしょうか?ズエワ選手も中国で人気の選手ですね。もう中国リングの常連の一人みたいな感じですよね。
第5位 最具潜力 ワン・シュエ[王雪](中国)
去年『FG』で松田玲奈選手と戦ったワン・シュエ選手が第5位です。ちょっと意外な感じですが、評価の理由が「最具潜力」、もっとも潜在能力を持っている選手、という意味ですね。
そう言われれば、ワン・シュエ選手、光るものはありました。今後はちょっと意識して追ってみましょうか?
第4位 最硬朗 シー・ロン(中国)
「硬朗」というのはタフという意味らしいです。確かに強烈な攻撃を受けても打たれ強いイメージがあります。
第3位 最自信 イマン・バーロー(イギリス)
「最自信、イマン・バーロー」はい、その通りです(笑)。こんなに自信にあふれた人はなかなかいないと思います。もしかしたら、モハメド・アリさんやブルース・リーさんに匹敵するくらいの自信家かもしれませんね。言い過ぎかな(笑)。
第2位 最冷静 マリエム・ウスル(ドイツ)
これも意表を突かれた選出ですが、中国の人はこういう選手を評価するんですね。今年6月に若手のファン・リー選手との対戦で、相手に何もさせずに完封勝ちして観客を沈黙させたあの試合が、実は中国では評価が高いのでしょう・・・。お目が高いです。
第1位 最具爆発力 ゴン・ヤンリ(中国)
もっとも爆発力のあるファイター、ゴン・ヤンリ選手が堂々の1位です。ワン・カハン選手もウ・メイディエ選手もはじき出しての首位獲得。
もちろん、あのジャマイマ・ベトリアン選手を失神KOで破った衝撃の一戦が評価されたのでしょう。中国選手が一人もかなわなかったベトリアン選手をキャンバスに寝かせたのですから、それはもう当然の評価でしょう。
ただ、このランキングの後で、ゴン・ヤンリ選手はアシュリー・ニコルズ選手に判定負けしてしまいましたから、いま選びなおしたら違う結果になるかもしれません。
何はともあれ、いま最も活動的で、あちこちで激闘が勃発している中国格闘技界をよく表しているランキングだと思いましたが・・・皆さんの感想はいかがですか?
最後に、中国側編集のダイジェストだけではなんか不公平なのでワン・シュエVS松田玲奈戦の日本側ダイジェストをご覧ください。
関連記事 ファン・リー VS マリエム・ウスル 結果&動画 武林風 中国対ドイツ キックボクシング女子
関連記事 マリーナ・ズエワ VS チャン・ユエン 55kg契約 3回戦 結果&動画 武林風 キックボクシング女子
関連記事 華DATE VS リン・ユンリ 結果&動画 拳星時代 キックボクシング女子
関連記事 世界最強の女は中国が決める?! 大注目の一戦! ゴン・ヤンリ VS アシュリー・ニコルズ 結果&ノーカット動画 キックボクシング女子
コメント