MuayThai
2017年4月9日(日) タイ バンコク
第2回『ワールド・ムエタイ・エンジェルス』
ムエタイ女子フェザー級トーナメント 一回戦
นิโคลา คาเลนเดอร์ (นิวซีแลนด์) vs. โยลันดา ชมิท (แอฟริกา)
Nicola Callander (Australia) vs. Yolanda Schmidt (South Africa/Australia)
第6試合 3分3R ヒジ・ヒザあり
ニコラ・カランダー(オーストラリア)青
VS
ヨランダ・シュミット(オーストラリア/南アフリカ)赤
赤のヨランダ・シュミット選手は2015年のIFMAロイヤル・ワールド・カップにオーストラリア代表として出場し、優勝候補だったチョンマニー・ソー・テヒラン選手を一回戦で撃破して衝撃を与えたあの選手です。
第4試合に登場したソフィア・オロフソン選手は同じ大会でナムターン選手に判定勝利してますから、つまり『ワールド・ムエタイ・エンジェルス』はタイの主力ふたりをロイヤル・ワールド・カップでやぶった選手をふたりそろって呼んでいるのです。自信があるというか、国技の誇りというか、こういうところがタイという国のすごいところ。
対する青のニコラ・カランダー選手は12勝1敗とプロ経験は浅いですが、昨年WMC西オーストラリアチャンピオンになって売り出し中の選手。
赤のシュミット選手は今回は出生地の南アフリカ代表として参加していますが、実質的にはオーストラリアで暮らしてオーストラリアのジムに所属しているオーストラリア人。くじ引きの結果とはいえ、一回戦から同国人どうしが戦う厳しいカードです。
リーチのあるカランダー選手は距離をとって打撃戦を展開したいところですが、そうはさせじと組みつくシュミット選手。
ブレイクからのリスタート後、やはり密着戦に持って行きヒジを振るうシュミット選手。
よく見るとカランダー選手の白いテーピングに血が。どこかカットしたようです。
おーっと、やはりカランダー選手の顔面が切れています。しかも、一箇所じゃありません。
右目の上と下のカットですね。ドクターチェックの結果は試合続行。
全然平気、と両腕を挙げてアピールしながらコーナーに戻るカランダー選手。
第2ラウンド しかし、シュミット選手の猛攻はラウンドが変わっても一向にやみません。
ここでレフリーが一旦止めて二回目のドクターチェック。これはもう無理。
後日、カランダー選手がフェイスブックで明らかにしたところによれば、傷は合計7針。しかし、彼女はこの試合で「自分がどんなにムエタイが好きなのかをもう一度思い知った」ということで、さらに闘志を燃やしているようです。
勝ち上がったシュミット選手の次の対戦相手はナムターン選手。どんな戦いになるでしょうか?
第6試合
×ニコラ・カランダー(オーストラリア)
TKO レフリーストップ 第2ラウンド
○ヨランダ・シュミット(オーストラリア/南アフリカ)
ヨランダ・シュミット選手の2ラウンドTKO勝利
(シュミット選手のヒジによりカランダー選手が負傷)
9 เมษายน 2560,
นิโคลา คาเลนเดอร์ (นิวซีแลนด์) vs. โยลันดา ชมิท (แอฟริกา)
โยลันดา ชมิท (แอฟริกา) ชนะน็อก นิโคลา คาเลนเดอร์ (นิวซีแลนด์)
WORLD MUAY THAI ANGELS season 2
Featherweight 3x3m
Nicola Callander (Australia) vs. Yolanda Schmidt (South Africa/Australia)
Yolanda Schmidt wins by 2nd round TKO
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