Boxing
2017年8月12日(土)大阪府 豊中市立ローズ文化ホール
BOXING BEAT Vol.6
OPBFアトム級タイトルマッチ 8回戦
○王者 秋田屋まさえ あきたやまさえ(ワイルドビート)
負傷判定 3-0 第6ラウンド
×挑戦者 荒瀬あかり あらせあかり(ヨシヤマ)
(58-57、58-57、58-56)
(第5ラウンドに偶然のバッティングで秋田屋選手が負傷)
秋田屋まさえ選手が6回負傷判定で勝利し、OPBFアトム級の王座初防衛に成功しました。
*ボクシングファンさまよりコメント欄に詳細な観戦記をいただきました。ぜひご一読を。
51.5kg契約 4回戦
○赤井優生 あかいゆい(ヨシヤマ)
判定 2-0
×池本夢実 いけもとゆめみ(琉球)
赤井優生選手の判定勝利
(38-38、39-38、39-38)
秋田屋まさえ あきたやまさえ(OPBFアトム級王者/ワイルドビート)20戦12勝(うちタイ人4)6敗2分4KO(うちタイ人3)
荒瀬あかり あらせあかり(ヨシヤマ)9戦5勝(うちタイ人1)4敗1KO(うちタイ人0)
赤井優生 あかいゆい(ヨシヤマ)2戦2勝(うちタイ人1)
池本夢実 いけもとゆめみ(琉球)4戦3勝1敗(うちタイ人1)
コメント
観戦してました。秋田屋まさえvs荒瀬あかり 激戦でした。
負傷判定と残念な結果もそれまでの両選手のファイトはお互いの持ち味を出してまさに死闘。
試合序盤から激しい攻防。結果的には秋田屋選手が苦しみながらも前半取ったのが勝因です。荒瀬選手の圧力にも冷静にサークリングしサイドに回り込み反撃。秋田屋選手も被弾し膝が揺れる局面もあるも4回終了時採点は三者共2ポイント秋田屋選手がリード。小さいパンチでも有効打を評価されたと思います。打たれながらも打ち返す精神力も凄い。
しかし後半は中間採点を聞いた荒瀬選手が猛攻。秋田屋選手はボディが効き動きがやや鈍り荒瀬選手に容易に掴まる。コーナーに詰められ連打を受ける。「倒れるぞ、休ませるな!腹だ!」荒瀬選手のセコンドから檄が飛び強烈な左ボディが腹部を抉り苦悶する秋田屋選手。このままだとダウン…と思われた矢先、攻撃を焦った荒瀬選手が頭をぶつけてしまいます。ドクターチェック後に再開もヒットで血が撒き散らされます。容赦なく荒瀬選手が仕留めるか…。しかし秋田屋選手は気迫の反撃で凌ぐ!そこに再度頭が!試合続行不可能で負傷判定へ。荒瀬選手が頭から行っちゃいましたね。
継続なら荒瀬選手が7、8ラウンドに猛攻を加え秋田屋選手も引かず壮絶な打ち合いになったと思いますね。
荒瀬選手が連打が有効打での出血でストップを呼び込みTKOで仕留めるか秋田屋選手が粘ってもポイントで逆転した可能性も。秋田屋選手が執念で僅差判定で逃げ切る可能性もありましたが。
偶然とはいえ残念。
結果的に秋田屋選手にはアクシデントがラッキーに作用、荒瀬選手は追い上げてただけに無念。
これを運と言うのは語弊がありますが秋田屋選手が勝利への気迫で引き寄せた強運だったのでしょうか。
両者死力を尽くした素晴らしいファイトでした。秋田屋選手の顔は腫れ上がりダメージは今までで一番大きいと思いました。傷と合わせ心配ですね。
>ボクシングファンさん
素晴らしい観戦記ありがとうございます!
両選手のファイトが伝わってきました。
わざわざリンク作成頂き恐縮です!
荒瀬選手のパンチはコンパクトな無駄のないスイングで体重も載ってましたね。フックで秋田屋選手がふらついて後退しあわやダウン寸前、コーナーで右ストレートと左ボディで秋田屋選手を追い詰める、など後半には荒瀬選手が攻勢だっただけに途中終了は残念でしたね。
バッティングが無く6ラウンドを荒瀬選手が取っていればほぼイーブン。秋田屋選手も完全にグロッキーではなかったので、7、8ラウンドは大激戦になったでしょう。荒瀬選手陣営からは6ラウンドにKO指示が出ていたので全力で倒しに来たと思います。秋田屋選手は有効打は多いですがパンチ力不足で荒瀬選手にこれと言う程のダメージは与えておらず倒し合いになれば不利になったでしょうね。
荒瀬選手がKO/TKOで仕留めたか?秋田屋選手が意地でポイントを奪い判定で勝ったか?
目が離せないスリリングな展開になったと思われ本当に残念。
>ボクシングファンさん
こちらこそありがとうございます。
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