Boxing
2017年11月29日(水)東京 後楽園ホール
勝又ジム創立55周年記念大会
メインイベント
WBOアジア・パシフィック女子ライトフライ級王座決定戦
ならびにWBO女子世界ライトフライ級挑戦者決定戦
天海ツナミ(前OPBFバンタム級王者/アルファ)
VS
カレアン・リバス(フィリピン女子フライ級王者/フィリピン)
OPBF王者の天海ツナミ選手がWBOアジアパシフィック王座決定戦に出場します。
ツナミ選手と言えば、2009年から3年半にわたって保持していたWBAスーパーフライ級世界王座(防衛4回)のイメージが強いですが、今回出場する決定戦の階級はそこから二つ下のライトフライ級。ここまで落とすのは11年前の対キム・ジュヒ戦以来だと思います。
肝心の対戦相手は、フィリピンのカレアン・リバス選手。いままで2回来日してどちらも判定負けの選手で、順当にツナミ選手の優位は疑いのないところです。王座の行方は悩まずに予想できてしまいますが、アジアでツナミ選手と同じレベルの選手を見つけるのが無理なので、これは仕方のないところ。
しかし、今回の試合にかけられているのはWBOアジアパシフィックのベルトだけではありません。WBO女子世界ライトフライ級王座への挑戦権もかけられているのです。
現在、同級王座は空位ですが、12月1日後楽園ホールでの藤岡奈穂子 VS ヨカスタ・ヴァッレ戦で新チャンピオンが決まります。4階級覇者の藤岡選手と、無敗の世界王者ヴァッレ選手の激突ですね。
そして、この勝者、WBO新世界チャンピオンの初防衛戦は来年前半にはおこなわれます。
つまり、天海ツナミ選手が11月29日の試合で勝利すれば、新王者への挑戦権を獲得し、藤岡奈穂子 VS 天海ツナミ戦あるいは、 ヨカスタ・ヴァッレ VS 天海ツナミ戦というスーパーカードが近いうちに実現するのです・・。
いやあ、すごいことになりました!11月29日の天海ツナミ VS カレアン・リバス戦、12月1日の藤岡奈穂子 VS ヨカスタ・ヴァッレ戦、どちらも必見であります。
天海ツナミ(OPBFバンタム級王者/アルファ)35戦23勝(うちタイ人3)12敗12KO(うちタイ人3)
カレアン・リバス(フィリピン女子ミニマム級王者/フィリピン)13戦6勝4敗3分
*日時 2017年11月29日(水)開場PM5:30/開始PM6:00
*場所 東京 後楽園ホール
*料金 VIP 15,000円/指定A 10,000円/指定B 6,000円/先着自由席 3,000円 ぴあPコード837-510/ローソンLコード33981
*問合せ 勝又ジム 03-5694-0236
関連記事 メキシコ遠征 天海ツナミ VS アレリー・ムシーノ II 結果&動画 ボクシング女子
コメント
ツナミ選手 1度も防衛することもなかったOPBF B級王座返上でしょうね
11・10 比国
OPBF女子 B級決定戦
平安山選手対Phannaluk Kongsang選手(タイ)
同じく Mマム級シルバー(暫定?)決定戦
塙選手対Sornsawan Khunmarn選手(タイ)
※王者は花形選手 もし返上ならシルバー王者が正規に昇格
ボツボツではありますが 女子の試合に3分表示がでてますね
ツナミ選手のOPBFは獲得してそのままですが、この王座にはもともと防衛期限がありませんし、アジア圏でこの人に挑戦出来る選手がそもそもいませんからね・・。ツナミ選手が東洋王者であることが無理かな、と。今回のWBOアジアも同じ理由でツナミ選手には不適当で、インター王者ぐらいなら納得ですけどね。
でも、今回はアジアのベルトというよりも、それで得られる世界挑戦権のほうが大事になってくる試合。なんだか最近ダメダメだったWBOライトフライ級が急に盛り上がりそうで楽しみです。