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泰・豪 実力者ムエタイ対決 サーオシン VS ブルック・ファレル 57.5kg契約 3回戦 ノーカット動画 Muay Thai Super Champ ムエタイ女子

 『ライオンの娘』の名を持つサーオシン選手は試合前からきびしい顔つき。かなり気合が入っているようです。

 サーオシン選手は、序盤、普通に組みに行きますが、ファレル選手は簡単に組ませてはくれず、ヒザで反撃。相手の実力を知ったサーオシン選手は、珍しく第1ラウンドからヒジでプレッシャーをかけながら攻めていきます。

 そして何度か首相撲にトライするのですが、ファレル選手は組み合っても負けないどころか互角の展開。ふたりの首相撲での主導権争いはなかなか決着が付かないので見ていて面白いです。

 第2ラウンド 遠い間合いから何度もヒジで襲いかかるサーオシン選手。ヒジ打ちにビビる相手にはこういう出し方もプレッシャーをかける意味では有りかもしれませんが、本来近接用の武器であるヒジをこんな距離から出さなくてもパンチやミドルなど選択肢はいろいろあるのに、ヒジにこだわる意味が分かりません・・。意表を突いて近くからヒットさせるのが実戦的なヒジなのに。サーオシン選手、なにか焦ってるのでしょうか?

 反対にブルック・ファレル選手は実に冷静。彼女もヒジは得意なのですが、ヒジでの応戦はほんのわずかで乱打戦になるのを避けているようです。そして、蹴りのキャッチから足を刈ってサーオシン選手を倒し、組んではヒザの三連打、綺麗なアッパーなどで試合をリード。首相撲合戦ではサーオシン選手を死に体に追い込み「わたしのポイント」と手を挙げて見せます。

 最終ラウンド、サーオシン選手はミドルキック中心の攻撃に切り替えますが、状況は変わらず。組んでも打っても良いのはファレル選手ばかりでサーオシン選手は押されています。最後はロープ際で死に体になって何も出来ない状態で試合終了。

 判定は当然ファレル選手の勝ちと思いましたが、なんと、なんと、ドローの裁定・・。いや、無いです、この判定。

 タイでの試合ではちゃんとお客さんがお金を賭けている通常の状態なら判定はかなり公正におこなわれます。そうじゃないと誰も納得しないからです。

 しかし、このようなテレビ放送用の試合では誰も賭けていないので、けっこう判定がデタラメだったりします。一般視聴者をがっかりさせないための配慮(笑)が入っちゃうんですね。これはどこの国でも、たとえタイでも同じようです。テレビマッチあるあるですね。

 この試合のレフリーはやたら早く首相撲をブレイクしていましたし、ムエタイじゃないみたいでした。ジャッジもレフリーもテレビマッチは信用できません。

 あ、テレビマッチといっても、土曜日のオムノーイスタジアム、日曜のチャンネル7スタジアムの試合は信用できるジャッジですよ!会場のお客さんのほとんど全員がガンガン賭けている鉄火場ですから(笑)。

〔情報提供:クルスフィックスさま〕

ムエタイ 57.5kg契約 3分3R
△サーオシン・ソー・ソピット(タイ)赤
判定 ドロー
△ブルック・ファレル(オーストラリア)青
ドロー
Sawsing So. Sopit vs. Brooke Farrel
Draw
Typical Home Town Decision

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