Muay Thai
2013年3月24日(日) 東京 ディファ有明
M-Fight「Suk WEERASAKRECKⅠ」Part.2
WPMF日本女子フライ級王座決定戦 2分5R
トモコSP(WSRフェアテックス/J-girlsフライ級王者)
VS
グレイシャア亜紀(フォルティス渋谷/WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王者)
8人のダンサーに囲まれての派手派手な入場はグレイシャ亜紀選手。かつてはJ-girlsさんの看板王者で、現在はムエタイWMCのインターコンチネンタル王者です。
ホームの会場の声援に手を振りながら笑顔いっぱいで入場するトモコSP選手。こちらは現在のJ-girlsフライ級王者。
新旧のJ-girlsチャンピオンがムエタイWPMFの日本王座決定戦で激突する興味深い一戦。はたして勝利はどちらの手に?
第1ラウンド ミドルキックとパンチでガンガン前に出るトモコSP選手。
第2ラウンド トモコ選手は前に出てパンチを打ちたいところですが、グレイシャ選手がここでも前蹴りを多用してストッピング。
それではと回し蹴りにトライするトモコSP選手。しかし、グレイシャ選手は蹴り足をキャッチしたり、ブロックしたりで余裕のディフェンス。
第3ラウンド 組み合う展開が多くなるとさらにグレイシャ選手が優位に立ち、トモコ選手は崩されたり、ヒザを打ち込まれたりで良い場面がありません。
けれどもグレイシャ選手はバックキックや鋭いテンカオなどで倍以上に返して完全に試合をコントロール。
第5ラウンド トモコSP選手のハイキックをかわしたグレイシャ選手は
大差の判定勝利に感極まるグレイシャ選手。
WPMF日本女子フライ級王座決定戦 2分5R
×トモコSP(WSRフェアテックス/J-girlsフライ級王者)
判定 0-3
○グレイシャア亜紀(フォルティス渋谷/WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王者)
ユナニマスデシジョンでグレイシャア亜紀選手の勝利。WPMF日本女子フライ級王座を獲得。
(46-49、47-50、47ー50)
On March 24, 2013, at Differ Ariake in Tokyo,
Gracyer Aki won over Tomoko SP by UD.
The two were fighting for the vacant WPMF Japan Flyweight Title.
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コメント
貴重なレポートに感謝です。
うーん、レポートを読む限り、相当、一方的な展開だったように見受けられます。J-GIRLSチャンピオンがそういう形で負けるとは、挑戦者トーナメントに注目してる自分としては、ちょっと残念です。
その一方、自分はキックについてはそれほど詳しくないのですが、たくさんいるチャンピオンがどんどんぶつかって、本当に強いチャンピオンを決めてほしいとも思い、そういう意味ではこういうマッチメークは歓迎すべきだなぁとも思います。
試合から時間は経ってますが、非常に興味深く読ませていただきました。今後ともよろしくお願いします。