2020年9月27日(日)ベトナム ホーチミン市
WBO女子世界ミニマム級王座決定戦 10回戦
宮尾綾香 みやおあやか(元WBA世界アトム級王者/ワタナベ)
VS
ティ・トゥ・ニ・グエン Nguyễn Thị Thu Nhi(WBOアジアパシフィック女子ミニマム級王者/ベトナム)
宮尾綾香選手が9月にベトナムでWBO女子世界ミニマム級王座決定戦に出場します。
勝てば自身が保持していたWBA世界アトム級(防衛5回)に続いての世界2階級制覇となります。
対戦相手のティ・トゥ・ニ・グエン選手はWBOアジアパシフィック女子ミニマム級の現王者で、BoxRecでは4戦4勝となっていますが、少なくとも6戦6勝以上の戦績であることが映像などで確認できます。
グエン選手がこれまでに勝利した相手にはイム・チャンミ選手(モンブランみき選手にKO勝利)、キャナラット・ヨーハンゴー選手(石川海選手にTKO勝利)、グレッチェン・アバニエル選手(宮尾綾香選手を相手に健闘)が含まれており、決してあなどれる相手ではありません。
ジャブの手数が多く、反応が早く、フットワークもあるので宮尾選手とはスピード対決となるでしょう。
しかしながら左右のパンチのバランスが悪くてコンビネーションに欠けるので総合力では宮尾選手が数段上。
宮尾選手にとっては勝って2階級を制覇するのがこの試合の一番の目的。ここは変幻自在な動きで優位に立って、そのまま勝利をつかみましょう。
プロボクシングが未発展の国での開催のため採点に不安がありますが(アバニエル戦がせいぜいドローの内容なのに判定勝利)、そこは日本の関係者さんが事前にしっかりとクギを刺してください。
宮尾綾香 みやおあやか(ワタナベ)33戦23勝(うちタイ人3)8敗2分2KO(うちタイ人2)
ティ・トゥ・ニ・グエン Nguyễn Thị Thu Nhi(ベトナム)戦績不明
*日時 2020年9月27日(日)
*場所 ベトナム ホーチミン市
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コメント
アゥエイで5分5分といったところでしょうか?。
戴冠後は宣言どおり、
オルティス、ルプレヒト、バシェ現王者たちと拳を交えてほしいものです。
ただコロナ禍で この対戦も決定とはいいきれず?
モチベが維持できればいいですが。
3月くらいにいったん決まりかけたのがコロナウイルスで延期になってたようですが、決まって良かったですね。
まだ心配ですが…。
対戦相手のティ・トゥ・ニ・グエン選手の所属ジムには韓国のボクシング関係者が関わってるようで、このマッチメークの前には韓国での試合や多田悦子選手との決定戦の話もあったようです。
グエン選手は13歳からアマチュア経験がありベトナム大会などで優勝しているようです。プロでは非公式戦?も含めたら6戦なのでしょうか。
ベトナム側の煽り?動画や記事を見ると、韓国人コーチを交え宮尾選手の攻略法を研究していますね。
元プロらしい韓国人コーチは、キャリアでは宮尾選手がはるかに上だが、グエン選手のハングリーさとボクシングの才能は素晴らしく、緊張せずに実力を出しきれば勝てると語ってるようです。
ベトナムのボクシングのレベルはよくわかりませんが、そのジムには外国人コーチやプロ選手も所属しており、指導レベルは高そうなので侮れませんね。
動画見るとグエン選手のスピードと反応の速さはかなりのものですが、韓国人コーチは宮尾選手戦に向けて、まだアマチュアの癖が抜けない点とパワー・パンチ力不足を改善さすような事を言ってました。
さらにパワーとパンチ力、プロテクニックをつけてきたら怖いですね…。
宮尾選手がスピード合戦から圧力負けして、打撃戦・乱戦になってしまえばアウェイだけに判定が心配ですね。
宮尾選手が変幻自在の攻撃で翻弄し、確実な有効打で明確にポイント取ることを期待したいです。
その前日 9月26日
神戸で 岩川選手対鈴木選手の
タイトルマッチ 決定です