Boxing
WIBAミニマム級タイトルマッチ 10回戦
王者 パク・ジヒョン(韓国)
VS
挑戦者 グレッチェン・アバニール(フィリピン)
IFBAストロー級王者として15回防衛の記録を保持しているパク・ジヒョン選手が、8月1日に防衛戦をおこないました。
と言っても、今回はIFBAの防衛戦ではなく、今年5月に獲得したWIBAミニマム級の防衛戦で、IFBAのベルトはかけられていませんでした。
挑戦者は宮尾綾香選手(大橋)と戦って、そのハイスピードボクシングを強くファンに印象付けているフィリピンのグレッチェン・アバニール選手。
その試合の動画をご覧下さい。
パク・ジヒョン選手がもしも今回と前回の試合でWIBAではなくて、長年保持しているIFBAのタイトル防衛をおこなっていたら、今回で17度目の防衛となり、セシリア・ブレークフス選手の持つタイトル防衛16回の記録を抜いて世界1になっていたはずです。それをIFBAの防衛を中断してWIBAに乗り換えたのはどういうことなのでしょう。
マスコミは防衛記録という数字で騒いだりしますが、本当に大事なのはその中身なので、数字だけ伸ばすことには意味はありません。とは言っても、パク・ジヒョン選手のIFBA15回防衛は、いい選手とたくさん戦って築いてきた記録なので、ここで終わらせるのはもったいないような気がします。
また、ボクシングビジネス的にも防衛記録を手放すのはかなり痛いですよね。
WIBAミニマム級タイトルマッチ 10回戦
○王者 パク・ジヒョン(韓国)
判定 3-0
×挑戦者 グレッチェン・アバニール(フィリピン)
パク・ジヒョン選手の判定勝利でWIBAミニマム級の初防衛に成功しました。
(97-94、98-95、98-95)
Ji Hyun Park Wins by decision over Gretchen Abaniel
この結果、両選手の戦績は以下のようになります。
パク・ジヒョン(韓国) 24戦22勝2敗6KO
グレッチェン・アバニール(フィリピン) 23戦15勝8敗6KO
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