観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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WBC WBA 世界チャンピオン

 Boxing

女子ボクシングの世界チャンピオンを認定している団体は複数が活動をしていますが、今回はWBCとWBAの世界チャンピオンを中心にご紹介します。

いま現在、WBCは15人、WBAは9人の世界チャンピオンを認定しています。
両団体でもっとも有名なチャンピオンと言えばスーパーミドル級の統一ベルトを持っていたレイラ・アリでしょう。しかし、彼女は去年、結婚し、持っていたすべてのベルトを返上しました。空位になったベルトは王者決定戦の結果、ナターシャ・ラゴシーニャの手に渡っています。レイラ・アリはナターシャから対戦を呼びかけられましたが「もう誰とも戦わない」と答えたそうです。レイラ・アリはWBCスーパーミドル級名誉チャンピオンに認定されました。
ナターシャはロシア/カザフスタン人ですが、活動の基盤はドイツです。

ドイツでは、長らくこの競技を引っ張って来たスーパースター、レギーナ(レジーナ)・ハルミッヒが引退、その後継者としてWBAフライ級チャンピオン、スージー・ケンティキアンが人気と注目を集めています。ほかにも、WBCフェザー級チャンプのイナ・メンツァー、スーパーフライ級のアリージャ(アリシア)・グラーフなどドイツには実力者がたくさんいて、一大ボクシング帝国を形作っています。

フランスには、体重63キロで身長が180センチというスーパー長身の世界チャンプ、アン・ソフィー・マティスがいます。アンのライバルは、同じくフランス人で、前世界チャンピオンのミリアム・ラマール。フランスでは絶大な人気のある選手です。

アメリカン・スターWBAライト級チャンピオンのレイラ・マッカーターは、今年すでに三試合をこなし全部勝利、WBCスーパーフェザー級王者エレーナ・マジョナビッチにも相手のホームに乗り込んで判定勝ちするなど、まさにアメージング。絶好調のようです。

日本選手としては、風神ライカがWBCライト級2位、前王者菊地奈々子がWBCストロー級2位、江畑佳代子がWBCストロー級6位など、世界にランクインしている選手が何人もいて、王座への期待が持てます。4月26日には江畑選手がWBCライトフライ級王者サムソン・ソー・シリポーンとタイトルマッチで激突します。心から応援したいと思います。

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