観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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ウ・ジヘ vs ジーニー・ガーサイド 試合写真&動画

 Boxing

2008年9月28日(日)
IFBAジュニアライト級タイトルマッチ 韓国 ハンナン市

IFBAジュニアライト級10回戦
王者ウ・ジヘ(韓国)○ 判定 3-0 ×挑戦者ジーニー・ガーサイド(カナダ) 

 9月28日に、IFBAジュニアライト級チャンピオンのウ・ジヘ選手が、韓国ハンナン市でタイトル防衛戦を行ないました。
試合の写真のあるページ
 挑戦者はWIBAフェザー級王者のジーニー・ガーサイド選手(カナダ)。ガーサイド選手は本来の彼女の階級より重いIFBAライト級のタイトルマッチでチベール・ホールバック選手に判定負けを喫した1敗があるだけで、順調にキャリアを重ねてきましたが、今回の試合では王者ウ・ジヘ選手に0-3の判定負け。

 この判定の通りに、ガーサイド選手を一方的に破ったとしたら、ウ選手の実力はかなりのものですが、ネットに公開された動画を見ると、残念ながら試合内容は低レベルでした。

 ウ選手は距離を詰めてはクリンチの繰り返しで、近づきながら出すパンチが当たればラッキー、当たらなければそのままロープに押し込んで攻勢の印象を残そうという作戦。ボクシングというよりは相撲のようです。

 ガーサイド選手は初回こそ、ウ選手の勢いに押されましたが、2回からは冷静にさばいて横に回りながらフックなどで崩そうという動き。しかし、右の膝に古傷をかかえるガーサイド選手は横への移動がどうも思うようにいかないようで、完璧に相手をさばくまでにはいきません。

 結局、見せ場のないまま10ラウンドを消化しただけの凡戦で、ウ・ジヘ選手が3人の韓国人ジャッジに助けられた形で防衛を果たしました。

 でも、韓国のボクシングファンは正直ですから、こんな試合ばかりを見せられていたら、いつまでも会場に足を運んではくれないでしょう。その事に気がつかないとしたら、韓国の女子ボクシングの未来は決して明るくはないのです。

 同じことはこの日本でも言えます。残念ながら、これよりひどいタイトルマッチをやってます。

 ボクシングファンがおカネ払って会場に来るのは、素晴らしいスポーツを見たいからであって、決して「勝った、勝った」の「なんでもあり」の「地元びいきショー」を見たいわけではないんです。というより、そんなものは見たくないんです。分かってますか?関係者のみなさん。

 試合後の両選手の戦績は以下のようになります。

ウ・ジヘ(韓国)21才 11戦10勝1敗

ジーニー・ガーサイド(カナダ)30才 10戦7勝2敗1分

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