シュートボクシングが、日本の女子格闘技に多大な貢献をして来たことを、クイーン・オブ・ザ・リングは忘れません。再び動き始めた女子シュートボクシング。 その完全復活を祈って11・24のふたつの女子マッチの特集をお届けします。
11月24日(月・祝) さいたまスーパーアリーナ
SHOOT BOXING シュートボクシング
WORLD TOURNAMENT S-cup2008
第7試合 女子スターティングクラスルール50.8キロ契約 2分3ラウンド
市井舞(フリー) 対 風香(シーザー)
市井舞/青グローブ 風香/ピンクグローブ
第1ラウンド
市井選手、左右のパンチで一旦は風香選手を下がらせます。これに対し、風香選手は蹴りを多用して距離を作り相手の攻勢を阻止。市井選手、バックブローをヒットさせますが、ちょっと浅い。負けずに蹴っていく風香選手。
第2ラウンド
組み付きからのヒザに作戦を変えて来た風香選手。市井選手はこれを強引に振りほどきながらボディー。さらにパンチ連打。
第3ラウンド
市井選手、ローキック連打からパンチで攻勢。残り1分でバックドロップ、が、シュートポイント入らず。風香選手は手数では譲るものの随所で蹴りを出して戦う姿勢を見せます。終盤、市井選手はスタミナが切れてフラフラ。
判定
判定は、29-30、30-29、30-30で、三者三様のドロー。延長ラウンドに突入。
延長ラウンド
最初の30秒は市井選手がパンチで押します。中盤では風香選手がヒザをヒットさせ、終盤に市井選手がバックブロー。
最終判定は全員一致で風香選手。市井選手はイメージ通りのノンストップアクションを見せましたが、試合の半ばほどでスタミナを切らし、攻撃に迫力と効果が伴いませんでした。
カメラ 野口昌克
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