Boxing
2009年3月3日(火) 東京 後楽園ホール
シャイアン山本ジム、竹原&畑山ジム、渡嘉敷ジム、トリプル興行
60kg契約 8回戦
×風神ライカ(山木)
判定1-2
○オリビア・ペレイラ・ゲルーラ(カナダ)
オリビア・ペレイラ・ゲルーラ選手の判定勝ち
1回めのライカ選手は、相手の出方をうかがうラウンドとなりました。オリビア・ゲルーラ選手のほうはワンツーに右アッパーをまじえて積極的に打ちます。この回はゲルーラ選手。
2回になると攻撃に出たライカ選手。これに応戦するゲルーラ選手。1発2発と拳を交えては離れ、また接近しては打ち合うというラウンド。クリーンヒットの差でライカ選手。
3回4回はライカ選手がワンツーから時おり大きなフックを狙うパターン、しかし、これはヒットしません。左ジャブが少なくリズムが単調になっています。下がりながら打つゲルーラ選手のほうが、ヒット数で優位。素早いアッパーも印象的。
ライカ選手が開始そうそう左ジャブをびしっと決めて、幸先よくスタートした5回めですが、ゲルーラ選手もいいアッパーできっちりお返し。そしてここからハッキリと足を使いはじめ、ヒット&ムーブの戦法にチェンジ。これを追いながらパンチを出そうとしたライカ選手の頭がゲルーラ選手の顔面を直撃、ゲルーラ選手の鼻から鮮血が…。ライカ選手に口頭注意。相変わらず動きのいいゲルーラ選手。
引き続き、足を使うゲルーラ選手は6回も優位を保ちます。パンチ力ではライカ選手ですが、ゲルーラ選手は当てるのがうまい。手数も多いし、フットワークが軽くて、避ける動きもシャープ。
7回後半、ようやくゲルーラ選手をつかまえて、ライカ選手が打ち勝つ場面がありましたが、最終の8回にはジャブを多用しながら動き回るゲルーラ選手にペースを取り戻されてしまいます。判定はスプリットで、オリビア・ゲルーラ選手の勝利。
この試合の結果、両選手の戦績は以下のようになりました。
風神ライカ ふうじんらいか(山木) 24戦18勝5敗1分6KO
オリビア・ペレイラ・ゲルーラ(カナダ) 22戦10勝10敗2分3KO
(戦績はJBC公認以前からの通算)
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