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「女子ボクシングの歴史」クリスティー・マーティンがWBC王者に

 Boxing

2009年9月2日(水) アメリカ ニューヨーク州 シラキュース

WBCライトミドル級王座決定戦
クリスティー・マーティン(アメリカ)
判定2-0
×ダコタ・ストーン(アメリカ)

 「女子ボクシング最初のビッグスター」で「女子ボクシングの歴史」でもあるクリスティー・マーティン選手が、WBCライトミドル級のチャンピオンになりました。

 とは言っても、チャンピオンを倒して王座を奪ったわけではなく、空位の王座の決定戦を41才(マーティン選手)と40才(ストーン選手)のセミ・リタイヤ選手二人でおこなったもので、現実的には、いわゆる世界タイトルの価値はありません。早い話が、マーティン選手の名前を利用しての「話題作り」王座ですね。

 マーティン選手はこの試合の最終ラウンドに右の拳を骨折してしまい、タイトル防衛戦どころか、「生涯50勝」がかかった次の試合をいつできるのかもわからない状況になってしまいました。

 なお、両者の戦績は以下のようになりました。

クリスティー・マーティン(アメリカ)57戦49勝5敗31KO

ダコタ・ストーン(アメリカ)22戦9勝8敗5KO

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