Boxing
2009年9月21日(月・祝)後楽園ホール
第356回 ガッツファイティング
OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦 10回戦
ミッシェル・プレストン(ニュージーランド)
VS
藤本りえ(協栄)
1回 プレストン選手は藤本選手の動き出しに必ず手を出してカウンターを狙います。タイミングはバッチリ。しかし効いたといえるパンチはありません。
手数、ヒット数は両者互角。
2回 藤本選手のストレートに連打を返したプレストン選手はそのまま攻勢に出て青コーナー付近にまで追い込みます。
続いて、リング中央でも右の直撃を受ける藤本選手。しかし、ここは下がらずに自分からしかけることで危機を回避。
3回 ムエタイ式に体を正面に構えるプレストン選手のボディーを狙いはじめた藤本選手。
4回 ボディーと顔面を打ち分ける藤本選手。
手数では互角の両者。しかし、プレストン選手は力み過ぎなのか手打ち状態で効果が薄い感じ。
ここまでのオープンスコアは2-0で藤本選手。
6回 左ボディーを受けて一瞬動きが止まるプレストン選手に藤本選手が襲いかかります。
プレストン選手も反撃しますが劣勢。
7回 どちらにもヒットはありますが、力を感じさせるのは藤本選手。
オープンスコアは3-0で藤本選手。
8回 プレストン選手が正確なラッシュで攻勢をかけます。しかし、当てても当てても止まらず前に出る藤本選手にプレストン選手は困惑の表情。
終盤は藤本選手が反撃。
9回 プレストン選手は消耗の色が濃く、被弾することが多くなります。
しかし藤本選手のパンチにカウンターを狙うことは忘れません。
10回 両者決定打を欠きますが、下がりながら打つプレストン選手に対し、最後まで前に出ていた藤本選手。勝者はあきらかでした。
× ミッシェル・プレストン(ニュージーランド)
判定0-3
○ 藤本りえ(協栄)
98-93、99-92、99-92
藤本りえ選手が判定勝利でOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座を獲得。
この試合の結果、両選手の戦績は以下のようになりました。
藤本りえ(協栄) 14戦9勝3敗2分4KO
ミッシェル・プレストン(ニュージーランド) 6戦3勝3敗
(戦績はJBC認可以前からの通算です)
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