観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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きょうの1枚 -001 女子アマチュアボクシング

 Boxing

 謹賀新年
2010年もどうぞよろしくおねがいします。
女子アマチュアボクシング
 さて、本日ここに貼り出しましたのはアメリカの女子ボクシングのポスターです。なにやらピンキーなデザインですけれど、決してあやしいものではありません。「ロンドンへの道(ROAD TO LONDON)」と書いてあるとおり、アマチュアボクシングの正式な大会なのです。

 女性支援団体の活動の一環としておこなわれているスポーツイベントのひとつなのですが、そういう団体がこういうポスターを採用してしまうところがいかにもアメリカですね。

 この大会にはアン・ウルフ・ジムやボニー・カニーノ・ジムといった「あはーん」や「うふーん」にはほど遠い硬派なジムも参加していて、非常にまじめな大会のようです。

 いまの日本で、もしもこんなポスターを作ったらヘンな趣味の人たちがたーくさん寄ってきちゃったり、シャレのわからない人たちが怒っちゃったりでNGでしょうけどね。

ALL FEMALE AMATEUR BOXING でも、ここでこんなポスターをご紹介したのは「海の向こうではアマチュアもこんなに自由ですよー」ってことが言いたかったんです。

 去年、オリンピックへの正式参加が決まったとき、日本の女子アマチュアボクシングの関係者さんが「女子レスリングを参考にがんばります」と言いましたけど、QRは実は信じませんでした。

 だって、日本のアマスポーツの組織って、基本的にものすごく保守的なんですよ。その中で、奇跡的にさばけているのがレスリングの関係者さんたちで、テレビのバラエティーに選手をガンガン出演させたり、女子プロレスの大会にアマの試合を提供したり、ジャガー横田さん(プロレス現役時代)のアマ大会参戦を認めたり、むかしからいろんなことをやってきたんです。

 そんな革新的なアマレスリングの姿勢を、保守っぽいアマボクシングの人たちが見習うなんて考えられませんでした。

 ところがビックリ、あの南キャンしずちゃんをオリンピックへの看板としてプッシュし始めたではありませんか。アマボクシングのひとたちも変わったんですね。そうこなくちゃ!!

 この方向性で行くと決まったのなら、もう一歩踏み出してみませんか?たとえばアマチュアボクシング大会のポスターにしずちゃんをドカーンと使うとか、リングアナウンサーとして山ちゃんを起用するとか。もしかして、もう考えてます?

 アマチュアスポーツが、プロの世界のキタナイところとか商業主義とかには染まってほしくはないですが、それとは違うところで柔軟になれることってありますよね。

 2010年が日本のアマチュアボクシングの新しい1ページになることを期待します。

qbar

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