Kick Boxing
2010年3月7日(日) 東京・新宿FACE
ニュージャパンキックボクシング/センチャイムエタイ
「Muay Thai Open 11」
NJKFアトム級王座決定戦
キックルール 3分3R(延長2分1R)
山田純琴(y-Park/J-GIRLS同級1位)赤
VS
Mai(健心塾/J-GIRLS同級2位)青
昨年12月20日のJ-GIRLSアトム級王座決定戦では、Little Tiger選手とどっちが勝ちでもおかしくないような接戦を演じたものの、判定でやぶれベルトを逃している山田純琴選手(y-Park)。今回はホームのリングでNJKFアトム級のベルトをMai選手(健心塾)と争います。
第1ラウンド いつもはゴング直後から速射砲のような連続パンチとしなるローキックのコンボを叩き込む山田選手ですが、この日はあまり手を出さずに相手の出方をうかがうような立ち上がり。
山田選手もようやく打って出ますがカウンターを取られてしまいます。
ジャンピングハイキックまで繰り出して序盤から試合はMai選手のペース。
山田選手がパンチ連打からローキックにつなげる攻撃を見せますが、Mai選手はしっかりガードしながらサイドに動いてほとんど被弾がありません。
攻め手が見つからないまま、まっすぐ踏み込んで反撃を受ける山田選手。
しかし、Mai選手はサイドによく動くため、山田選手の攻撃は単発に。
あいかわらず冷静なカウンターもあり、Mai選手が優勢のまま逃げ切りました。判定は2-1のスプリットでMai選手の勝利。
Mai選手の言葉
「きょうはみんな大阪から応援に来てくれて絶対勝ちたいと思ってたので夢みたいです!今度は世界チャンピオンを目指したいです。」
番狂わせの結果でしたが、Mai選手はディフェンスがうまく、試合を組み立てるセンスがいいですね。いかにもJ-GIRLSノリの入場パフォーマンスはちょっと引いちゃいましたが、それ以外は非常に良かったと思います。
NJKFアトム級王座決定戦
キックルール 3分3R(延長2分1R)
×山田純琴 やまだすみえ(y-Park/J-GIRLS同級1位)
判定 1-2
○Mai まい(健心塾/J-GIRLS同級2位)
Mai選手がスプリットで勝利しNJKFアトム級チャンピオンに。
29-30、30-29、28-29
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