Shoot Boxing
2010年8月29日(日) 東京 グランドプリンスホテル赤坂
SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT Girls S-cup2010
エキシビションマッチ 2分2ラウンド
高橋奈苗(パッションレッド)赤
vs
風香(フリー)青
元プロレスラーですでに現役を引退している風香さんが、ワンマッチ限定の復活でシュートボクシングルールのエキシをおこないました。相手はプロレスラーの高橋奈苗選手。
プロレスラー同士のエキシということで、要するに内容的にはシュートボクシング風「プロレス」なのですが、2分2ラウンドという限られた時間にご覧のような大技をふんだんに盛り込んでいるため、パッと見にはかなりの迫力。
プロレスと格闘技が同じ大会でお客の目にふれた場合、ガチの格闘技が必ずしもプロレスよりも迫力があるとは限りませんし、それどころかガチの格闘技のほうがショボく見えてプロレスにお客を持っていかれた例というのは実はたくさんあります。プロレスは本質的に生半可なガチ競技よりもお客に対して強い力を持っているのです。
ですから、格闘技とプロレスの組み合わせは興行的には非常に危険なもの。その危険なものがあえてここで組まれた意味は、「プロレスを上回る気迫を見せろ」というシーザー会長からの女子シュートボクサーたちへのミッションだったのでしょうか。
この日のプロレスは非常に出来が良かったにもかかわらず、しっかりとお客さんの心を掴んでいたのはシュートボクシングのほうでした。ミッションコンプリートです。
カメラ 野口昌克
関連記事 Girls S-cup2010 全試合結果
関連記事 決定版! 女子シュートボクシング “Girls S-cup2009” 総集編
コメント