観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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武林風 続くラスベガス進出 女子キックボクシング 

 Kick Boxing

武林風_Harrahs2010年11月13日(土) アメリカ ネバダ州 ラスベガス
武林風[ウーリンフォン]Las Vegas Spectacular

武林風ルール 2分3R
ティファニー・ヴァン・ズースト(アメリカ)
VS
ワン・コン[王聡](中国)

 かつては「アジア人を参加させたいときは日本人」というのが格闘技界の決まり相場だった時期がありましたが、中国、韓国、タイなどのアジア諸国が国際化されたり、経済力をつけたり、格闘技的にも急速に経験値を積んでいる現状のなか、ここ数年、日本人選手の海外での需要は大幅に減り、活動の場は縮小しています。

 日本の一部にはまだ根強く「日本は武道の国として知られている」とか「格闘技の分野では一目置かれている」という思い込みがあるようですが、そのような認識は過去のものでしょう。

 ラスベガスのメインストリートにあるハラーズ・ホテルで11月に開かれる武林風では、ワン・コン[王聡]選手が武林風女子53キロ級チャンピオンとして中米対抗戦に出場します。

 中国版K-1としてスタートした武林風が、少しずつアメリカで足場を固めるとともに、中国の女子もラスベガスのリングにあがるチャンスを手に入れていますが、日本人女子は2008年1月の早千予選手を最後として、それ以降べガスの土を踏んだ日本人女子キックボクサーはひとりもいません。

 チャイナマネーに後押しされた武林風軍団を押しのけて、日本人選手が再びべガスで活躍できるようになるためには、早千予選手や熊谷直子選手クラスの絶対的な強さを持った実力派選手の登場が必要です。頑張れ日本人キックボクサー!

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