MuayThai
2011年4月7日(木)タイ フェアテックススタジアム
WBCムエタイウェルター級(66.6kg)タイトルマッチ
○ジュリー・キッチン(イギリス)
3ラウンドTKO
×ノングネーン[ナム・ピムニパ](タイ)
ジュリー・キッチン選手のTKO勝利。
(3ラウンドにノングネーン選手ダウン1)
ジュリー・キッチン選手(イギリス)がタイでおこなわれたWBCムエタイ王座決定戦で勝利し世界13冠王者となりました。
キッチン選手は当初はミリアム・ナカモト選手(アメリカ)の持つWBCムエタイライト級王座への挑戦が予定されていましたが、結局はそれよりもかなり重いウェルター級で王座取りを実現。今回はキッチンvsナカモトという英米スター対決は実現しませんでしたが、キッチン選手はもともと59~67kgというかなり広いレンジで戦っている人なので、ライト級前後での試合にも問題はありません。両王者の対戦もいつかは見られるのではないでしょうか。
今回の対戦相手のノングネーン選手は48勝8敗という高い勝率を誇り、コンバットゲームス2010ムエタイ銅メダルのアニア・フクツ選手(ドイツ)にも勝利している強豪だったようです。前回の記事ではノンネーン選手について、タイトル戦の相手として「適格であるかどうかはかなり疑問」と書きましたが、勉強不足による間違いでした。申し訳ありません。
試合は1~2ラウンドにノングネーン選手がパンチで接近戦を挑んでキッチン選手を苦戦させたものの、3ラウンドにヒジ打ちをもらってダウン。そのままレフリーストップでキッチン選手の勝利となったとのこと。これでキッチン選手の戦績は51戦43勝8敗となりました。
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