Boxing
2011年12月9日(金)アルゼンチン ブエノスアイレス
WBO/WBAライトフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 ジェシカ・ボップ(アルゼンチン)
VS
挑戦者 オルガ・フリオ(コロンビア)
アルゼンチンのスターファイター、ジェシカ・ボップ選手がコロンビアのオルガ・フリオ選手を相手に自身が持つ2本の世界のベルトの防衛戦にのぞみました。
母国アルゼンチンでは確固とした人気と評価を持つジェシカ・ボップ選手ですが、彼女にはアルゼンチン最初の女子プロボクサーで国民的なスターでもある偉大な先輩マルセラ・アクーニャさん(引退して今は政界に転身)の人気に早く追いつきたいという切実な思いがあります。その思いをかなえるためには国内にだけとどまらずに海外に進出して世界的な評価を得るという戦略を持つジェシカ・ボップ選手。
その海外で戦う相手はボップ選手と同じ階級のWBC王者富樫直美選手なのか、あるいはひとつ上の階級のWBO/WBA/WIBF王者スージー・ケンティキアン選手なのかと噂にはなっていましたが、今回の試合の前後にボップ選手の口から出た名前はスージー・ケンティキアン選手でした。
ケンティキアン選手も最近の発言でボップ選手の名前を出していましたから、これはもうある程度お話が進んでいるものと思われます。ふたりの対戦がいつどこでどんな形でおこなわれるのか、非常に興味深いですね。いよいよ来年、フライ級前後の女子ボクシング戦線が激動のときを迎えようとしています。
WBAライトフライ級タイトルマッチ 10回戦
○王者 ジェシカ・ボップ(アルゼンチン)
KO 2回
×挑戦者 オルガ・フリオ(コロンビア)
ジェシカ・ボップ選手が2ラウンドKOで勝利しました。
この試合の結果、両者の戦績は以下のようになります。
WBO/WBAライトフライ級王者
ジェシカ・ボップ(アルゼンチン)19戦19勝9KO
オルガ・フリオ(コロンビア)23戦10勝12敗1分6KO
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コメント
今日は 日付けと場所が違うと思うんですが・・ ボップVSケンティ決まると 富樫の相手は金ジュヒ?諸事情は ありますが 実現に向け 関係者は努力して欲しいですね 情報を一つ ライカに勝ったマジョナビッチ(ウィキでの名)はウォルバーグのSフェザー級じゃなく 前王者のゲルーラとWIBAフェザー級を争い 勝って休養王者ガーサイドの後釜に座りました このフットワークの軽さは見事です笑 生意気いいますが 試合枯れがつつ”くボクサーは見習って欲しい ノンタイトルでもいいじゃないですか 無理なら理由を公表して欲しい
ご指摘ありがとうございます。日付けと場所を間違った下書きのままアップしてしまいました。訂正します。
マジョナヴィッチ vs ゲルーラ戦は劇的な結果になったようですねえ。マジョナヴィッチ選手の団体を選ばない活躍は確かにうらやましいです。
それと、この強いマジョナヴィッチ選手をあそこまで追い込んだライカ選手の実力はやっぱり大したものだと思います。トップまで、ほんのちょっとの差なんですけどね。