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大塚尚子 vs RANNA JKS48トーナメント 詳細 シュートボクシング女子

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2012年4月13日(金)東京 後楽園ホール
SHOOT BOXING2012 ~Road to S-cup~ act.2

JKS48トーナメント
48kg契約 スターティングクラスルール 2分3ラウンド 延長1ラウンド
大塚尚子 おおつかなこ(シーザージム新小岩)赤
VS
RANNA らんな(P-WOSH空手)青

 高校生限定でおこなわれるトーナメント『JKS48』は大塚尚子選手とRANNA選手の対戦でスタート。

大塚尚子 vs RANNA
 ここ最近、高校在学中から際立った活躍を見せる選手が相次いだことで、この世代が大きな注目を集めていますが、このトーナメントはそうしたユース世代が集まって競い合う経験の場として設けられたものです。ユース限定とはいっても特別に甘いルールを作るわけではなくて、プロのスターティングクラスルールをそのまま適用しているのがSBのいいところ。

大塚尚子 vs RANNA
 しかし、最初はまずルールどうこうよりも、プロのリングでどこまで自分の動きが出来るかということがポイントとなるでしょう。

大塚尚子 vs RANNA
 このふたりはリングに登場しても上がったり固くなるようなことはなく、よく動けていたと思います。

 RANNA選手は相手の打撃の圧力を受けるとフォームが乱れてしまう欠点がありますが、戦闘意欲は高いように見えました。

大塚尚子 vs RANNA
 大塚選手は打撃の基本的なフォームが出来ていますし、距離が詰まると打撃から組み技に切り替えたり、締めを狙ったりと場面に応じて攻撃が変化し、ずっと途切れないのがいいです。

大塚尚子 vs RANNA
 試合は1ラウンド終了間際に大塚選手がパンチの連打でスタンディングダウンを奪ってリード。

大塚尚子 vs RANNA
大塚尚子 vs RANNA
 2ラウンド 大塚選手の前進に必死にパンチで対抗するRANNA選手でしたが、開始25秒、大塚選手のパンチを受けて顔が横を向いてしまったところをスタンディングダウンを取られてしまいます。

大塚尚子 vs RANNA
 さらに、ラウンド後半にもリング中央付近で大塚選手のストレートを受けてスタンディングダウンのコール、ファイティングポースで続行の意思を示しますが、レフリーは試合を止めてTKOとなりました。

大塚尚子 vs RANNA
大塚尚子選手

JKS48トーナメント
48kg契約 スターティングクラスルール 2分3ラウンド 延長1ラウンド
○大塚尚子 おおつかなこ(シーザージム新小岩)
TKO 2回1分33秒 レフリーストップ
×RANNA らんな(P-WOSH空手)
レフリーストップで大塚直子選手が勝利。8月大会に進出決定。
(1ラウンドにRANNA選手が1回のダウン、2ラウンドにさらに2回のダウン)

カメラ 野口昌克 Photos by Masakatsu Noguchi

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