Boxing
WBFed.フライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 イルマ・サンチェス(メキシコ)
VS
挑戦者 イベス・サモラ(メキシコ)
結婚した相手がボクシング界の有力者であるためか、なぜか実力以上のチャンスに次々恵まれるイルマ・サンチェス選手。
2010年に富樫直美選手(ワタナベ)の持つWBCライトフライ級王座に挑戦しますが、ホームであるにもかかわらず大差で敗北。
しかし、次の試合では早くもタイトル決定戦が用意され、IBFライトフライ級のベルトをゲット。けれども、最初の防衛戦を失敗してあっという間に王座陥落。
すると、またしても次の試合でタイトル決定戦が組まれて、現在はWBFed.フライ級の王者となっているイルマ・サンチェス選手。今回はその4回めの防衛戦です。
第1ラウンド 第2ラウンド 第3ラウンド 第4ラウンド 第5ラウンド 第6ラウンド 第7ラウンド 第8ラウンド 第9ラウンド
いままで3回の防衛は相手が無名だったりタイ人だったりの噛ませ防衛で、今回は初めてキャリアのあるまともな挑戦者が用意されましたが…
ご覧のようにサンチェス選手、今回もまた駄目駄目モード。リングサイドではアナ・マリア・トレスさんやアレリー・ムシーノ選手が非常にきびしい表情で試合を見つめます。
基本が全然出来てない自己流ボクシングで「世界王者」にまでなってしまったサンチェス選手は、ガチの挑戦者には全然歯が立たず、最終ラウンドはようやく立っているだけ。でも、それでも勝ってしまうのがボクシングの悲しい現実。二流王者サンチェス選手はまた生き延びてしまいました。
しかし、アナ・マリア・トレスさんが離脱してスーパースターを失ってしまった今のメキシコで、こんなことをやっていたらさすがのボクシング王国も足元が揺らいでしまうのではないでしょうか。メキシコのボクシングが好きだからこそ、そのへんがとっても心配です。
WBFed.フライ級タイトルマッチ 10回戦
○王者 イルマ・サンチェス(メキシコ)
判定 2-1
×挑戦者 イベス・サモラ(メキシコ)
スプリットデシジョンでイルマ・サンチェス選手が勝利。
王座の防衛に成功しました。
(96-94、97-93、92-98)
この結果、両選手の戦績は以下のようになります。
イルマ・サンチェス(メキシコ)29戦23勝5敗7KO
イベス・サモラ(メキシコ)20戦15勝5敗7KO
コメント
なんか羨ましい話しですね
チャンスが潮干狩りの時のアサリを取る様にあるなんてさ
経験積んで強くなれるのにもったいないわぁ~
二流ってズバリ言われるなんて最悪じゃん
ってか、笑いが止まらないわ
負けにされた選手が苦笑いしてるね
サンチェスの結婚相手ってだれなんですか?
HGボクシングのヘクター・ガルシア会長です。