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ジャネス・ペレス vs イルマ・ガルシア WBAバンタム級タイトルマッチ 結果&動画 ボクシング女子

 Boxing

2013年1月5日(土) メキシコ メキシコシティ

WBAバンタム級タイトルマッチ 10回戦
王者 ジャネス・ペレス(メキシコ)ブルーのコスチューム
VS
挑戦者 イルマ・ガルシア(メキシコ)グリーンのコスチューム

 19戦無敗のWBA世界バンタム級王者ジャネス・ペレス選手の4回目の防衛戦がメキシコシティで1月5日におこなわれました。挑戦者は同じメキシコ人のイルマ・ガルシア選手。

 ガルシア選手は10戦5勝1分4無効試合という戦績ですが、4つの無効試合はテレビ番組の中でおこなわれた試合が公式戦とは認められなかったもの。

 その番組とはずっと以前に制作予定をご紹介した『トダス・コントラ・メヒコ』というシリーズで、その後、番組は『レト・デ・カンペオネス』と名前を変えて昨年春にメキシコで放送され好評を得たようです。試合中にガルシア選手への応援が多いのはやはりテレビ番組の影響でしょうか。

 試合は、サウスポーのガルシア選手を相手にしてやりにくそうなペレス選手がスタートダッシュに失敗、しかし、その後は王者が持ち前の強打で挑戦者を追い回す展開。中盤は攻めあぐねたものの後半は王者のパンチによる鼻血で挑戦者は顔面を赤く染め、カウンター狙いのバックステップを続けたまま終了のゴングとなりました。

 王者のボクシングは対東郷理代戦や対天海ツナミ戦に比べるとこれといった見せ場は無いながらも崩れることなく試合を終え、放送席の採点は6ポイント差で王者。そこまでの差は付かなくても僅差の勝利か、悪くともドロー防衛は当然のように見えました。

 しかし、告げられた判定はジャッジ全員一致で挑戦者の勝利。ペレス選手はプロキャリアで初の黒星を喫するとともに、世界王座から転落。笑顔のガルシア選手、泣き崩れるペレス選手… 。テレビ人気が判定に影響したとは思いたくありませんが、それを疑う声があがっても仕方ない結果に思えました。

WBAバンタム級タイトルマッチ 10回戦
×王者 ジャネス・ペレス(メキシコ)
判定 0-3
○挑戦者 イルマ・ガルシア(メキシコ)
(94-96、94-96、93-97)
ユナニマスデシジョンでイルマ・ガルシア選手が勝利。WBAバンタム級新王者の誕生。

 この結果、両者の戦績は以下のようになります。
ジャネス・ペレス(メキシコ)20戦17勝1敗2分4KO
イルマ・ガルシア(メキシコ)11戦6勝1分け4無効試合1KO

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