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イ・シヨン VS キム・ダソム ボクシング韓国代表選抜戦 結果&動画 ボクシング女子

 Boxing

logo2013年4月24日(水) 韓国 チュンジュ市チュンジュ体育館

2013年ボクシング韓国代表最終選抜戦
48㎏級決勝戦 2分4R
イ・シヨン 赤
VS
キム・ダソム 青

 役作りのためのボクシング練習がキッカケとなって本格的に試合をするようになった韓国の人気女優イ・シヨンさんが、先月、アマチュアボクシングの韓国48kg級代表決定戦に出場しました。上掲の動画がその時のもようです。

 イ・シヨン選手は昨年おこなわれた第1回選抜戦で準優勝となりこの試合への進出を決定しましたが、その後、ヒザの故障から手術を受け、そのリハビリなどのために今回の試合の準備は充分ではなかったようです。

 青のキム・ダソム選手はもともとはキックボクシングをやっていたそうですが、ボクシングに転向してここまで上がって来た19才の選手。

 この試合でイ・シヨン選手の勝利が決まった後、イ・シヨン選手の最初のボクシングの師であり韓国ボクシングの英雄である世界2階級制覇のホン・スファン(洪秀煥/こうしゅうかん)さんが「この判定はおかしい」と発言したことが報道されると、韓国国内では大論争が巻き起こりました。

 ホン・スファンさんの意見を支持する人と、支持しない人がいたわけですが、支持しない人は「女優とボクシングを両立させるのは大変なんだからその努力は認めるべき」とか「自分のジムからイ・シヨン選手が移籍して離れたことを恨んでの発言」などという論点のずれた感情論がほとんどで、判定そのものを冷静に分析する人は少ないようでした。

 このように理性を忘れて情緒に走りやすいのは韓国マスメディアの欠点ですが、これは日本でもよくある風景ですね。テレビのアナウンサーやスポーツ新聞の記事も技術や作戦面よりも感動秘話みたいな話ばかりで、正直ウンザリです。

 スポーツなんですから、作戦や技術などのドライでクールな面が本当は主役でしょう。

 というわけで、普通に見てイ・シヨン選手負けてます。本人もこの試合は出来が悪いと大反省のようです。

 韓国の人たちはホン・スファンさんみたいにはっきりものを言うヒーローがいることを誇りにするべきだと思います。

2013年ボクシング韓国代表最終選抜戦
48㎏級決勝戦 2分4R
○イ・シヨン  2+5+9+6 計22点
22-20
×キム・ダソム 4+5+5+6 計20点
ポイント差でイ・シヨン選手が勝利し韓国48kg級代表権を獲得しました。
(キム・ダソム選手は第3ラウンドにオープンブローの反則1=減点2)

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コメント

  1. ゆめ より:

    日本と同じ現象が お隣でも。

    しっかりやって欲しいです。

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