観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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シン・トク VS ヴィ・スレイチャイ ノーカット動画 カンボジアとラオスとタイの格闘技の関係はどうなっているか クン・クメール女子

 Kun Khmer

2015年6月6日(土) カンボジア プノンペン

クン・クメール 2分5R
ヴィ・スレイチャイ(カンボジア)青
VS
シン・トク(カンボジア)赤

 本ブログでは、たくさん登場するムエタイですが、タイ以外にも東南アジアではムエタイと源流を同じくする格闘技や武道が、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムなどで広く行われています。

 それらはムエタイを参考にして作られたわけではなく、起源がほぼ同じで、同時進行的にそれぞれの国で発展してきたものだそうです。

 ミャンマーには有名なラウェイがあって、タイのライバル的な存在と思われていますが、実はラオスのムエラオ、カンボジアのクン・クメールも打倒ムエタイの大勢力です。

 タイと同じようにこれらの国でも、試合の大部分は地方のお寺などで行われているようですが、さらに、ラオスでは毎週土曜に首都ヴィエンチャンの会場でムエラオの試合があり、カンボジアの首都プノンペンでは毎土曜と日曜に二日連続でクン・クメールの試合があり、これらはテレビ中継されています。

 ベトナムでは伝統武術やアマムエタイが盛んですが、プロのリングは無いようです。

 今回の動画は、カンボジアのクン・クメール。ムエタイと同じように試合の前には祈りの舞があって、ムエタイと同じ格闘スタイル、同じルールで戦いますが、技術体系、練習体系、判定基準などは違うらしいので、これはやはりクン・クメールと呼ぶべきでしょう。ムエタイには知名度では負けますが、同じ歴史的起源を持つ別の文化ですから。

 なお、ムエラオも普通の人にはムエタイやクン・クメールとまったく区別がつきませんが、やはりムエラオはムエラオですよね。

クン・クメール 2分5R
×ヴィ・スレイチャイ(カンボジア)青
判定
○シン・トク(カンボジア)赤
シン・トク選手の判定勝利
6th June 2015 Phnompenh, Cambodia
Kun Khmer 5x2min
Sin Tok(Cambodia) won over Vy SreyChhay (Cambodia) by decision

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