Boxing
一時、けっこう話題になったこの署名、最近ちょっと忘れられているかもしれないので、QRでも時間差でご紹介しましょう。
プロボクサーは非常に危険な職業ということで、保険に加入しようとしても一般人と同じようには入れません。
そこでプロボクシングではファイトマネーから少しずつ天引きして、これを積み立ててそこから治療費を出す『健保金制度』というものがあります。
4年前には1億円ぐらいあったといわれたこの積立金が現在は1/5にまで減少しているそうです。
それがなぜなのか、その責任はどこにあるのか、ということを健保金の管理者であるJBCさんに説明してもらおうというのが、この署名の目的です。
ボクシング業界のどこかの勢力の肩を持とうとか、どこかの団体を支持しようとかいう署名ではありません。
名前とメールアドレスの記入で終わる簡単なものですし、自分の署名やコメントは非公開にも出来るので、事実を説明してもらいたいと思う人はお気軽にご参加ください。
また、署名をするしないは別として、まずはファンとしてこのことを知っておきたいですね。
この署名の発起人は名古屋の緑ジムの松尾敏郎会長です。表に出ている情報を要約すると、経緯は次のとおりです。
今年6月に松尾会長がJBCさんに健保金の残高はいまいくらあるのかと問い合わせたところ、回答を拒否されたそうです。
それを聞いて今度はワタナベジムの渡辺会長と、協栄ジムの金平会長がJBC本部にやって来て長時間問いつめると「2200万円です」と言われたそうです。
どうして数千万円が消えてしまったのか?この金額で今後大丈夫なのか?もっと目減りすることは無いのか?不安なことばかりです。
しかし、このあとJBCさんは「そのようなやり取りは無かった」「問題なく運営されている」として、この話を打ち切りにしています。
けれども選手のなかからは「自分がケガをしたときに出してもらえなかった」という声も上がっています。
真実はどこにあるのでしょうか?
QRとしては「悪者探し」はあとにして、まず、事実を知りたいと思います。
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