MuayThai
2016年7月30日(土)タイ バンコク サイアムディスカバリー特設会場
Women’s Muay Thai World Championships 2016
WMC45kg級王座決定戦 2分5R
ペッチージャー・オー・ミークン(タイ)赤コーナー
VS
ペンペッチ・ソー・ティアンチャイ(タイ)青コーナー
毎年8月には女子ムエタイの大きな大会が恒例となっているバンコクですが、今年は例年より早く7月30日に女子カード全11試合というビッグイベント『Women’s Muay Thai World Championships 2016』が開かれました。
そのうちメイン級の5試合がタイの全国で生中継されましたが、放送枠の第1試合がこのカードでした。やはりペッチージャー選手の存在はタイでも特別なのです。
会場のお客さんももちろんペッチージャー選手に注目しているのですが「青の選手のことはよくわからないけど、ペッチージャーの相手に選ばれるんだからきっといい選手だよ」とペンペッチ選手への期待も高かったようです。
例によってペッチージャー選手よりもペンペッチ選手の方が少し大きく年齢も上のようですが、やはりお客さんたちの言う通りに彼女も良い選手でした。
ムエタイでは力の差のある選手とのマッチメイクはお客さんに嫌われるので、どれだけ実力が近い者を連れてくるかがプロモーターの腕の見せ所なのですが・・・、ペッチージャー選手と渡り合える選手?いるんですね。さすがはムエタイの本国。
相手に自分の精神状態やダメージを悟られないために、ムエタイ選手はポーカーフェイスであるか、あるいは試合中ずっとニコニコしているかの二つの派に分かれていますが、ペッチージャー選手同様にペンペッチ選手もポーカーフェイス派のようです。
無表情のままガンガン攻めてくるペンペッチ選手にペッチージャー選手もやや苦戦か?
しかし、ペッチージャー選手は防戦に回っても沈着冷静。相手の空振りを誘うディフェンスはムエタイでは高評価です。
ムエタイの希望の星、ペッチージャー選手がついにビッグタイトルの初戴冠となりました。
チャンピオンを倒しての戴冠ではなく、空位の王座決定戦ではありましたが、相手が強いペンペッチ選手だったからこそ、このタイトルには重みがあると思います。
防衛戦でも強敵を迎え撃ってどんどんこのタイトルの価値を高めていってもらいたいですね。
WMC45kg級王座決定戦 2分5R
◯ペッチージャー・オー・ミークン(タイ)赤コーナー
判定
×ペンペッチ・ソー・ティアンチャイ(タイ)青コーナー
ペッチージャー選手の判定勝利
30th July, 2016 Thai
WMC -45kg Title 5x2m
PhetJeeJaa vs Penphetch
WINNER PhetJeeJaa by decision
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