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昨年11月から掲載が始まった海外の格闘技サイト『コンバットプレス』のキック/ムエタイ・パウンドフォーパウンドの最新順位は以下のとおりです。
前回第8位だったティファニー・ヴァン・スースト選手が12月10日にGLORYスーパーバンタム級トーナメントに優勝したことで2ランクアップの第6位となり、そのあおりでイマン・バーロー選手とウ・メイディエ選手がそれぞれ前回より1ランクずつダウンとなりました。
RENA選手は「年末にライジンで戦ったけど、それはMMAルールだった」とのただし書き付きで第10位変わらず。
コンバットプレス パウンドフォーパウンド2017年1月ランキング
Combatpress-January-2017
第1位 ヨリーナ・バース(オランダ/LION FIGHT ウェルター級王者)
第2位 ジャマイマ・ベトリアン(オランダ/WBCムエタイ52kg級王者)
第3位 アニッサ・メクセン(フランス/クンルンファイト52kgトーナメント王者)
第4位 ワン・カハン(中国/武林風60kg王者)
第5位 デニス・キールホルツ(オランダ/エンフュージョン57kg級王者)
第6位 ティファニー・ヴァン・スースト(アメリカ/GLORYスーパーバンタム級王者)
第7位 イマン・バーロー(イギリス/エンフュージョン54kg級王者)
第8位 ウ・メイディエ(中国/クンルンファイト52kg8人トーナメント王者)
第9位 アントニーナ・シェフチェンコ(ペルー/LION FIGHT ライト級王者)
第10位 RENA れーな(シーザージム/ShootBoxing世界フライ級王者)
ところで、そのRENA選手の年末の試合はテレビで見ましたが、番組の中でだれかが「RENA選手は一歩も引かないで前に出る選手なんですよ」と言ってたのがちょっと気になりました。
というか、21世紀の格闘技で「一歩も引かないで前に出る」なんて褒め言葉にならないでしょう。相撲じゃないんですから。
彼女の持ち味は機動力、つまり、出るときは出て、引くときは引くという戦い方。二歩さがって三歩進み、左と思わせて右に回りこむ機動戦こそがRENA選手の最大の持ち味なのです。 本来は。
でも、最近のRENA選手を見るとその機動力が消えているようで、とても心配です。
前のライジンさんの試合でもそうでしたし、シュートボクシングの試合でもそうでした。あの軽快なフットワークが見られませんよね・・・。
日本の「総合格闘技」ではリングが狭いので、あのようにどっしり構えてプレッシャーをかけるやり方もありかもしれませんが、スピーディーな打撃がメインのシュートボクシングでは足を使わないと優位は作れません。海外のMMAではオクタゴンがかなり広いので、フットワークがないと話になりません。
いまのライジンさんの仕事だけでいいなら別ですが、本来のシュートボクシングを始めとする立ち技系や、海外オクタゴンでの戦いを考えるなら、RENA選手は彼女本来の機動戦の技術と感覚を1日でも早く取り戻すべきだと思います。
ここ数戦のRENA選手は本来の姿ではないですね。
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