KickBoxing
2017年8月5日(土) 中国 河南省
武林風
54kg契約 3分3R
ファン・リー(中国)
VS
ダウシートゥラン・ブアゲーオ(タイ)
中国期待の若手ファン・リー選手(いままでの放送では中国式の数え年で21才と書いてありましたが今回からは日本や西洋と同じ満年齢表記になったらしく20才表記)が8月にタイのダウシートゥラン・ブアゲーオ選手と対戦しました。
ダウシートゥラン・ブアゲーオ選手はタイのスータイジムでムエタイを教えるトレーナー兼選手で、正式なリングネームはダウシートゥラン・ブアゲーオ・スータイ。23才。
タイではブアゲーオ・スータイと名乗ることが多いようですが、今回は男子のブアカーオ選手との混同を避けるためかダウシートゥランというリングネームになっています。セコンドにはモニカ・ブレネース選手が入っていますね。
タイの女子選手が武林風(ウーリンフォン)に出場した場合、ムエタイの試合と同じように蹴り主体で戦おうとして相手のパンチの手数で負けてしまうというパターンがお決まりですが、ダウシートゥラン・ブアゲーオ選手は「打ってきなよ」と挑発しながらパンチでやり合います。
それもそのはず、彼女は2013年にフィリピンのノル・グロ選手を破ってボクシングのWBCアジア女子フライ級のベルトを獲ったことがあるパンチャー。
積極的な打ち合いから、くるっと身をひるがえしてバックハンドブロー。これは手首あたりがミートする当たり損ないでしたがファン・リー選手が倒れてレフリーがダウン宣言。レフリーが認めたのだからダウンはダウンですね。
カウント9で試合再開となりますが、ファン・リー選手にいつもの冴えが見られず苦しい展開。ブアゲーオ選手は笑顔を見せて余裕の表情。
しかし、レフリーがクリンチでもなんでもない接触にいちいち注意を与えているので嫌な予感はありましたが、第3ラウンドにブアゲーオ選手に減点1・・・。全然つかんでないんですけどねー。露骨なホームびいきであります。
結果は28-27、28-27、27-28でファン・リー選手が勝利。
あの減点が無ければ28-28、28-28、27-29の0-1でドロー。
わけのわからない中華レフリングでファン・リー選手が命拾いした一戦となりました。
54kg契約 3分3R
○ファン・リー(中国)
2-1
×ダウシートゥラン・ブアゲーオ(タイ)
ファン・リー選手がスプリットで判定勝利
(ファン・リー選手は第1ラウンドにダウン1)
August 5, 2017
54kg 3x3mins
Li Huang (China) vs Daositrang Buakaew (Thai)
Winner Li Huang by split decision
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