観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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セニエサ・エストラーダ VS アマリリス・アドーノ 結果&ノーカット動画 ボクシング女子

 Boxing

2018年5月4日(金)アメリカ カリフォルニア州カーソン スタブハブ・センター

ライトフライ級 6回戦
セニエサ・”スーパーバッド”・エストラーダ(アメリカ)
VS
アマリリス・アドーノ(プエルトリコ)

 ゴールデンボーイ・プロモーション期待の女子エース候補、セニエサ・エストラーダ選手が5月4日にプロ13戦目を戦いました。


 エストラーダ選手はこれまでプロ12戦全勝ながら、相手の戦績を見るとアマで活躍した彼女とちゃんと戦えるのは3人ぐらいで、あとは戦う前から結果がわかる噛ませ選手ばかり。

 でも、これがアメリカのプロボクシング界の通常のやり方です。

 アマで活躍して確かな実力が認められている選手は、名前が売れるまではこうやって格下の噛ませ選手と試合をして勝ち星を積み上げ「商品価値」を高めていくのです。

 オリンピックで金メダルのクラレッサ・シールズ選手のように最初から大有名な選手の場合は、そういう「プロモーション期間」は必要無いので噛ませマッチもそこそこに数戦以内でタイトルマッチが組まれますが、そこまで有名で無い選手は、こうやって「安全に」売り出されるわけです。

 卑怯なように見えるかもしれませんが、日本ではボクサーじゃ無いアルバイトさんと噛ませマッチをやってますから、それよりは健全でしょう。

 今回のアマリリス・アドーノ選手も戦績は1勝6敗で、明らかに「噛ませ」扱いながら、勝ち目の無い試合に必死で向かってきていました。

 噛ませが良いことだとは思いませんが、どうしても必要な場合はこうやってボクサーどうしでやってほしいです。

 つーか、ボクサーじゃない人間をリングに上げてボクサーに殴らせるって犯罪ですよ。

 ・・・試合はエストラーダ選手の左フックでアドーノ選手がカット流血、レフリーストップとなりましたが、エストラーダ選手のファイトスタイルはなかなかテレビ映えすると思いました。

 おなじメキシコ系アメリカ人のマーレン・エスパーザ選手のほうがいまのところは知名度は上ですが、もしかしたらエストラーダ選手のほうが人気が出るかもしれませんね。

ライトフライ級 6回戦
○セニエサ・”スーパーバッド”・エストラーダ(アメリカ)
TKO 第3ラウンド レフリーストップ
×アマリリス・アドーノ(プエルトリコ)
セニエサ・エストラーダ選手のTKO勝利

セニエサ・”スーパーバッド”・エストラーダ(アメリカ)13戦13勝3KO
アマリリス・アドーノ(プエルトリコ)8戦1勝7敗

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