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え、え”~? ケイティー・テイラーの最大のライバル ナターシャ・ジョナスが・・ ナターシャ・ジョナス VS ヴィヴィアン・オーベナフ 結果&ノーカット動画 ボクシング女子

 Boxing

2017年8月4日(土)イギリス カーディフ

WBAインターナショナル女子スーパーフェザー級タイトルマッチ 10回戦
王者 ナターシャ・ジョナス(イギリス)
VS
挑戦者 ヴィヴィアン・オーベナフ(ブラジル/スイス)

 WBA女子ライト級世界チャンピオンのケイティー・テイラー選手への次の挑戦者としては、セシリア・ブレークフス選手、アマンダ・セラノ選手、さらにはホリー・ホルム選手など、さまざまなビッグネームが取りざたされていますが、なかでも一番の有力者がこのナターシャ・ジョナス選手。


 なにしろ、テイラー選手が金メダルを獲ったロンドン五輪で直接対決し、最大の見せ場を作ったのが彼女だからです。

 結局、テイラー選手が勝って金メダル、ジョナス選手が銅メダルという結果でしたが、いまだに「ジョナス選手が勝っていた」という人も多く、その再戦が望まれていました。

 テイラー選手の後を追うようにジョナス選手もプロ入り、ここまで6戦全勝5KOという戦績で、インター王者も保持し、この試合に勝てば、あとはテイラー戦を待つばかりと思われていました。

 そこに現れたのがブラジル生まれでスイスを拠点とするヴィヴィアン・オーベナフ選手。12勝4敗という立派な戦績ではありますが、それでもジョナス選手の敵ではないと思われていました・・・。

 試合開始直後から徹底的に前進戦法のオーベナフ選手。前進戦法といえばボクシング時代のホリー・ホルム選手の必殺パターンで、ガーッと攻め込んでスッと離れる緩急の間合いが見事でしたが、オーベナフ選手はそこまで器用ではなく、攻め込んだままジョナス選手にクリンチされてしまいます。

 ジョナス選手のほうもクリンチだけじゃなくて他に策がありそうなものですが、この日の彼女にはなにか鋭さがなく、安直にクリンチに逃げるばかり。

 と、思っていた第3ラウンド残り30秒、オーベナフ選手の右のあとにふたりもつれるようにしてジョナス選手が倒れます。スリップダウンかと思われましたが、ジョナス選手が立てない・・。もらった右ストレートが効いていました。「ビッグ、ビッグ、トラブル!」と叫ぶアナウンサー。なんとか立ちますが、またも右を受けてコーナー付近にダウン。

 結局、第4ラウンドにも倒されたジョナス選手は、その後も打ち込まれてセコンドがタオルを投入して試合終了。

 大番狂わせで、ヴィヴィアン・オーベナフ選手が勝利し、WBAインターナショナル女子スーパーフェザー級新王者に。

 ジョナス選手はテイラー選手と戦う候補からは消えてしまったようです。いったんはボクシング引退を発表してMMAに転向したアマンダ・セラノ選手(MMA戦績1戦1分)が次戦の相手の最有力とか?
※ BoxRecでは姉のシンディ・セラノ選手が次の対戦相手となっているようです。(情報提供 g1j2p5i5さん)

 ここしばらくはテイラー選手の周辺から目が離せません。

こちらが噂のロンドンオリンピック ナターシャ・ジョナス(青)VS ケイティー・テイラー(赤)

WBAインターナショナル女子スーパーフェザー級タイトルマッチ 10回戦
×王者 ナターシャ・ジョナス(イギリス)
TKO 第4ラウンド レフリーストップ
○挑戦者 ヴィヴィアン・オーベナフ(ブラジル/スイス)
ヴィヴィアン・オーベナフ選手がTKOで勝利して同王座の奪取に成功しました。

ナターシャ・ジョナス(イギリス)7戦6勝1敗5KO
ヴィヴィアン・オーベナフ(ブラジル/スイス)17戦13勝4敗7KO

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